<症例報告>建設関係の仕事で腕を使った後に必ず出ていた肘の痛みが約2ヶ月施術で改善された症例報告

Oさん 51歳 男性 名古屋市

 

 

<主訴>

右肘の痛み

 

 

<症状の経緯>

Oさんは半年くらい前から右肘の痛みに悩んでいたそうで、整形外科を受診したところテニス肘と診断されました。

整形外科では電気治療や軽いマッサージを行いましたが、あまり効果はなかったそうです。

 

普段の生活では手首を捻じる動作で痛みが出て、特に仕事中は建設関係という事もあり重いものを持ったり、上にあげたりする動作で毎回痛みが出てしまうとのこと。

 

今後も仕事を続けていくうえで何とか痛みが出ないようにしたいということで、どこかいいところはないか探していたところ当院のホームページを見つけて来院されました。

 

 

<検査>

肘の痛みが出ている方は、首や肩などの硬さが原因になっていることがほとんどなので、今回は全身の検査をしてどこの硬さが肘の痛みの原因になっているのかを見つけるために検査を行いました。

 

まずは肩の検査を行いました。

 

肩の可動域は正面を向いた状態をスタートに右肩を前に上げていくと腕が耳の真横まで動いた。横に上げていくと120°で止まってしまった。

左も同じように肩を前に上げていくと耳の真横まで動いたが、横に上げていくとこちらも120°で止まってしまった。

 

本来の肩の動きというのは、左右とも前側は耳の真横の180°まで動くのが正常な動きで、横側も左右ともに耳の真横の180°まで動くのが正常な動きなので、肩を横に上げる動きが非常に悪くなっている状態。

 

次に首の検査を行いました。

 

首も肩の検査と同様に座って正面を見た状態からスタートして首を左右に動かしていきます。

この時右は90°程で止まり、左も90°程で止まった。

本来の動きとしては、鼻先を指標にして真横の90°まで動くのが正常な動きになるので、首の動きは問題なく動いている状態。

 

 

 

<施術>

初回施術

最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。

この施術を行うことで肩を横に上げると先ほどは120°で止まっていた肩の動きが左右とも耳の真横の180°まで動くようになった。

 

私の経験上、肘の痛みの場合は手首の向きにも原因があることが多いので、今回は手首の施術を入れていきました。

 

体液の循環を良くすることによって、なぜ動きが良くなるのかという事と手首の向きと肘の痛みの関係を説明して初回の施術は終了しました。

 

 

 

【施術2回目(初回から3日経過)

初回の施術後は若干痛みが緩和したように感じたが、仕事をするとまだ痛みがある状態。

検査をすると肩を前と横に動かすと前側は正常なところまで動くが、横側は160°程度で止まってしまった。

 

前回と同様に体液の循環をよくする施術と手首の向きを正常に位置に戻す施術を行っていく。

 

そうすると肩の横の動きは180°まで動いてくる。

そして、前回の施術からなぜ体の動きの硬さが戻ってしまうのかを説明して施術を終了しました。

 

 

 

【施術5回目(初回から24日経過)

今回は仕事をすると痛みが出るものの痛みの強さは弱くなったそうです。

検査すると肩は横に動かしたときに160°で止まる。

 

肩の動きに関しては治療後は良くなるが、もとに戻りやすくなっている。

手首の向きに関しては、仰向けに寝ていただいて手のひらが上を向くのが正常な位置に対して、まだ手のひらが下を向いた状態。

 

今回も体の循環を良くする施術と手首の向きを正常な向きに戻す施術を行った。

仰向けの状態で手首の向きを確認すると手のひらが上を向いた状態になりました。

 

普段から手作業が多かったり、車を運転することが多いということで、手首が内側に入りやすくなっています。

なので、手首の向きは毎回矯正していく必要があるという事を説明した。

 

 

 

【施術10回目(初回から59日経過)

前回からの経過としては、最初の肘の痛みの強さを10だとすると今回は4ほどに落ち着いたとのこと。

手首の向きに関しては、最初よりも正常に近づいているがまだ戻りやすいところがあるので、手首から腕にかけてのストレッチを伝えていきました。

 

どうしても仕事の後に痛みが出るという事なので、肘に痛みが出たときは、まずはアイシングを20分行い、その後に温めるようお伝えしました。

 

 

 

【施術15回目(初回から48日経過)

前回からの経過としては、仕事をしてもあまり痛みが出なくなったと喜んで頂きました。

症状が出てしまったとしてもアイシングやストレッチをすればすぐに良くなるとのこと。

 

痛みはあまり感じることはなくなりましたが、もともと気になっていた腰痛があるという事と仕事の関係上痛みが出やすいという事もあり、治療は継続していくことになりました。

 

 

<今回の症状のまとめ>

今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さと手首の向きが大きな原因になっていました。

Oさんは仕事柄手作業が多かったり、車の運転も多いということで、手首が内側に捻じれてしまっている状態でした。

手首が内側に入ってしまうと腕はねじれた状態になってしまいます。

この腕がねじれた状態で仕事などの負荷がかかってくると体が我慢の限界を迎えてしまって痛みが出てしまいます。

 

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著作者

小谷 渓太

 

陸上でケガをしたことがきっかけでこの業界に進み、鍼灸の専門学校を卒業し国家資格を取得。

その後そら整体院に就職したくさんの患者さんのお体を診させていただき治療を行っている。勉強会などにも積極的に参加して、日々勉強と経験を積んで少しでも多くの患者さんの症状を改善させるためのスキルを磨いている。