50肩の種類

名古屋市天白区・緑区の皆様こんにちは!そら整体院です。 今日は50肩の種類についてのお話をしますね。   50肩の種類   普通の肩こりかな?と思っているといっこうに良くならないので、病院で診察してもらうと50肩と診断された、という場合も多いのではないか、と思います。 50肩は、別名40肩とも呼ばれ、40代以降に生じやすい症状であることが知られています。 ただ、70代、80代にはほとんど見られません   illust2813   一言で50肩と言いましても、一般的によく言われる50肩と、医学的な50肩は定義が異なっていますので、混乱を防ぐため、定義を明確にしておきましょう。 一般的に言われる50肩は、肩関節の周りにある骨、筋肉、腱(骨と筋肉をつなぐ)、靭帯(骨と骨をつなぐ)、関節包(関節を取り囲む袋で、関節を動かす際のクッションの働き)など、関節を取り囲む様々な部位の炎症による肩の痛みの全般的な総称です。   一方、医学的な50肩とは、一般的な50肩に含まれますが、「関節包」の炎症によるもののみを指します。   関節包とは、関節を包んでいる袋のようなものです。   関節包の中には、滑液と呼ばれる、関節が動くときに、骨と骨の間の摩擦を少なくする潤滑油の働きをする液体が含まれており、関節の中でも大変重要な役割を果たしています。 一般的な50肩と医学的な50肩は、肩の痛みとして症状は似ているとしても、原因も検査法も違います。   ここでは、一般的な50肩と医学的な50肩に分けて、それぞれの原因や症状、発症率、検査法などを比較してみましょう。 「もしかしてこれって50肩?」と思われる方はよく読んでくださいね!   <一般的な50肩(医学的な50肩を除く)>   一般的な50肩に含まれる症状の一つに、肩関節周りの腱が切れる、という症状(腱板断裂)が挙げられます。 原因は、肩の使い過ぎや、肩の不合理な動きによる特定部位への負担、加齢による「腱」の老化によるものと考えられています。   この症状は、肩の痛みの原因の20〜30%を占めます。この症状は、MRIや超音波による検査で診断できます。   もう一つ、女性に多い症状に、石灰腱炎があります。   katakori   これは、肩関節周りの腱にカルシウムが溜まり、石膏のように固まってしまうことによる炎症です。これは、肩の痛みの原因の約3%を占めます。X線による検査で診断可能です。 石灰化はよく激痛を伴い、肩がほとんど上がらないといった症状が特徴です。   ひどくなるとオペの適応になります。

<医学的な50肩>   医学的な50肩の原因は、上にも述べたように関節包の炎症です。   肩関節周りのバランスが崩れた状態が続くと、関節内部の関節包にまで炎症が及ぶ可能性があります。 また、慢性的な肩や首のこりによって肩関節周りの血行が悪くなり、関節内部の関節包が栄養不足になる、という可能性もあります。   もちろん、関節包そのものの老化も原因として考えられます。   医学的にはっきりとした原因は未だわかっていません。   この関節包の炎症が、肩の痛みの原因の約50%を占め、肩の痛みの原因の中でも最も多いものと言えるでしょう。 また、特徴として、どんな対策をしても効果が出にくいが、放っておいても半年から一年経てば治ってしまう、という点が挙げられます。   ただ、この関節包の炎症は、画像検査では確認できません。 50肩といっても、上に挙げたような複数の原因が考えられます。 まずは、自分の症状が、上に挙げた50肩の2つの定義のどちらに分類されるのか、専門家に確認されてから治療に臨まれることをオススメ致します。   P,S 50肩・40肩の痛み、動きの悪さを解消するには、実は肩だけではなく体全体のバランスを整える事を中心に適切に処置しないと、中々痛みを軽減させる事ができません。 もしあなたが50肩の痛みで色々対策しているにもかかわらず、痛みが中々引かないというような事があれば、もしかしたらやり方、施術を間違えているかもしれません。 そのような時はぜひ一度当院までご連絡くださいね☆

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