<症例報告>2年間続く手のしびれが2ヶ月の施術で改善された70代男性の症例報

Iさん 72歳 男性 瑞穂区

 

<主訴>

右手のしびれ 痛み

 

 

<症状の経緯>

2年ほど前から時々右手のひらにしびれと痛みが少しありました。

2ヶ月前、庭の手入れで植木を持った時にズキッとした手の鋭い痛みを発症。その後、手のしびれが強く出てきてしまい箸を持つのが辛くなるほどの状態になったとのことでした。

 

その時は鍼灸院に行き、鍼通電治療を開始。

 

約1カ月間で週2回通院し、治療後は少し緩和した。

ただ、2日経つと箸が持てなくなるほどのしびれが再発し、結局元に戻ってしまい困っているとのこと。

 

このままだと物が持てなくなり、趣味の釣りが出来なくなると思い当院のホームページを見て来院されました。

 

 

<検査>

右肩の可動域は腕を下した状態をスタートに外側から上げようとすると90度くらいで痛みが出て動きが止まる。

 

仰向けになると、常に右ひじから手まで筋肉が突っ張った感覚が出ている状態。

 

 

 

<施術>

 

初回施術

最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。

この施術を行うことで右肩関節の上がる角度が100度まで上がり、90度での痛みはこの時点で感じなくなる。

 

体液の循環を良くするだけで、なぜしびれが改善するのかを説明をして初回の施術は終了しました。

 

 

【施術2回目(初回から日経過)】

初回の施術から痛みの強さは少し緩和したとのことでした。

鍼治療ではその場はしびれが改善されるけど、2日経つとしびれが強くなるので不安だったが、それもなく安心できた。

 

ただ、3日後から少しずつしびれが戻ってきているとのこと。

 

検査をすると右肩関節の可動域は100度まで肩が上がり、90度ぐらいでの痛みは出てこなかった。

ただ、仰向けになると腕の筋肉の突っ張りがピキーンとした感覚で残っている様子。

 

前回と同様に体液の循環をよくする施術を行っていく。

そうすると120度で動きは止まるものの施術前よりも肩の可動域が広がる。

 

そして、前回の施術から、なぜしびれがもどってきてしまうのか説明をして施術を終了しました。

 

 

 

【施術3回目(初回から日経過)】

施術して2日くらいしびれを感じず過ごせたけど、3日後にしびれが戻ってきたとのこと。

ただ、箸を持てなくなるほどのしびれは出なかったと言ってもらえました。

 

検査すると肩関節は130度まで動き、痛みは感じない。

仰向けだと、指先に少しだけ筋肉の突っ張りが残るという状態。

 

今回は、いつもと同じ施術に内臓の硬さを柔らかくする施術も加える。

その施術を行うと、肩関節の可動域が150度まで動くようになりました。

 

このように腕や手だけの問題ではなく、内臓が硬くなることが原因で症状がでることに驚かれていました。

普段週に6回お酒を飲むということで内臓に負担がかかってしまい、内臓疲労を起こし、固さが出て姿勢が悪くなってしまうため、今後はこういった細かい部分も見ていく必要があると伝える。

 

 

【施術5回目(初回から13日経過)】

たまに、手のしびれが出てくるけど日常生活には問題なく過ごせている。

手のしびれが出ることなく箸を持てるようになったとのことでした。

 

ただ、元々ストレートネックがかなり強く首の位置がかなり前に出てしまっている。

そのため、首から腕まで通っている神経を圧迫してしまいしびれが強く出てしまう状態になっているので、首の筋肉の緊張を取り正しい位置に戻していくストレッチを伝えました。

 

 

 

【施術1回目(初回から48日経過)】

12回目以降から手のしびれは感じない。

手のしびれが強く出ていて、しばらく出来ていなかった釣りを6時間、しびれが出ることなく行うことが出来た。

 

来院された時の症状は改善したとのことでした。

しかし、肩関節の可動域は150度ほどで、正常な可動域は180度(耳の真横)まで肩が上がるので、まだ完全に良くなっているわけではないということをお伝えしました。

 

本人もしびれは気にならなくなってきたけど、もっと肩の動きをよくして体の硬さを取っていきたいとのこと。

今後、再発しにくい体にしていきたいという要望もあり、このまま継続していくことになりました。

 

 

 

<今回の症状のまとめ>

今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さと内臓の硬さが原因になっていました。

Iさんは、元々体がかなり固く、お酒を週に6回飲むことで姿勢がかなり悪くなっているため、内臓の負担も大きい生活でした。

 

内臓が硬くなると肩が内巻きになり首の位置が前に倒れてきてしまうため、そのままにすると首や腕に負担がかかります。

そうすることによって、だんだんと腕や手の筋肉も硬くなり神経を圧迫して、しびれが出てきてしまうのです。

 

 

「しびれがどこに行っても良くならない・・・」

「しびれがあり、好きなことが出来ずにストレスになっている・・・」

などでお困りの方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください!!

 

今なら初回限定64%OFFの3,000円で手のしびれの施術を行っておりますので、ばね指でお悩みの方は是非お気軽にご来店ください。

>手のしびれの施術についてはこちら

 

 

著作者

大江 祐輔

 

 

13歳の時に野球で腰を痛めて整形外科や接骨院で治らなかった痛みが整体を受けて治ったことに心から感動をし、治療家を志す。

治療家を志してからは鍼灸の専門学校を卒業し、鍼灸の国家資格を取得。

国家資格を取得後は接骨院・鍼灸院、カイロプラクティック院での臨床経験を経て現在に至る。