仕事が出来なくなった程の腱鞘炎が3ヶ月の施術で改善された50代女性の症例報告

Kさん 50歳 女性 名古屋市

 

 

 

<主訴>

右手の腱鞘炎

 

 

<症状の経緯>

腱鞘炎の症状は初来院の約6ヶ月前からあり、症状が出始めるきっかけは仕事が工場勤務で1日に同じ動作を何千回と繰り返すことが考えられるということでした。

今までは仕事が休みの日に手を休ませると改善していたものの、ここ1ヶ月は休んでも症状が改善されず、仕事を休んだり箸を使っての食事もままならない状態でした。

 

不安になりKさんは整形外科に行くと腱鞘炎という診断を受け、湿布と痛み止めの飲み薬を処方されましたが症状に変化はなし。

腱鞘炎を改善する方法をインターネットで検索していた時に当院のホームページを見てKさんと同じ腱鞘炎が改善しているという口コミがあり当院なら腱鞘炎を改善できると思い来院していただきました。

 

 

 <検査>

腱鞘炎と言っても原因は痛みがあるところ以外にある事がほとんどなので、手の周りだけではなくて全身を診させていただいて手に負担をかけてしまっている所を見つけるための検査から行いました。

 

初めに肩の可動域をみるために肩関節を真横から上に挙げていく外転の検査を行うと右肩の動きが肩と平行より少し上がった110度で動きが止まってしまう。

本来はこの手が耳の真横の180度まで動いてくるのが正常なので右肩の動きがかなり悪くなってしまっている。

 

左肩も同様に肩外転の検査を行うと真横の140度で動きが止まるので両肩とも肩の動きが悪くなっているが特に右肩の動きが悪くなってしまっている。

 

 

<施術>

初回施術

最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。

この施術を行うことで右肩を外転する動きが160度まで動くようになりました。

体液の循環を良くするだけで、なぜ体の動きが良くなるのかを説明をして、ちゃんと体の動きの良い状態を維持することができれば今出ている腱鞘炎は改善するという事を伝えて初回の施術は終了。

 

 

【施術2回目(初回から7日経過)

初回の施術後は、指の痛みが少し改善されて久しぶりに食事中の痛みが少し和らいだと喜んでいただけました。

このままだと症状が強くなり、仕事が出来なくなるのではないかという不安があったが少し痛みが改善して気持ちも楽になったとおっしゃっていただきました。

また今日も体の動きを見る検査をすると肩の外転の可動域は130度まで動くようになっていて施術前から前回よりも20度肩が外転するようになっている。

 

前回と同様に体液の循環をよくする施術を行っていく。

そうすると180度まで肩が外転するようになる。

 

そしてこの体が動くようになった状態を維持できるようになれば今よりも腱鞘炎は改善するという事を伝え2回目の施術を終了しました。

 

 

 

【施術3回目(初回から15日経過)

施術して2日は腱鞘炎をあまり気にせず過ごせたけど、4日後からは指の痛みが気になったとのことでした。

検査すると肩の外転の動きが140度まで動くようになっている。

 

今回はいつもと同じ循環の施術に肩甲骨の固さを柔らかくする施術も加える。

その施術を行うと肩の可動域が180度まで挙がるようになりました。

 

肩甲骨が固くなることが原因で症状がでることに驚かれていました。

猫背の姿勢が続いたり、運動量が少なくなると背中や肩甲骨が固くなってくるため、今後はこういった細かい部分も見ていく必要があると伝えました。

 

 

【施術5回目(初回から38日経過)

以前のように指の痛みが強く出るという事はなかったが、気温が下がって寒かった日に1回ズキッと痛みが出たということでした。

肩甲骨の固さは戻りやすかったのでセルフケアも必要だと思い肩甲骨を動かすストレッチを伝えました。

 

 

 【施術15回目(初回から125日経過)

13回目以降からは指の痛みはほとんど感じない。

寒くなり腕が冷えると手が少し痛かったがそれもすぐにおさまるということでした。

しかし、右肩の外転の動きは160度ほどで、正常な可動域は180度まで肩が挙がってくるのでまだ完全に良くなっているわけではないということをお伝えしました。

 

本人も以前のように腱鞘炎は気にならなくなってきたけど今後、再発しにくい体にしていきたいという要望もあり、このまま継続して施術を続けていくことになりました。

 

 

 

<今回の症状のまとめ>

今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環が悪くなり、固くなってしまった肩関節や肩甲骨の固さが原因で腱鞘炎の症状が出ていました。

特にKさんの場合は肩関節の動きが悪くなっており、動きが悪くなった肩関節をかばうためにその近くの腕や指の筋肉や関節の負担が大きくなり、指の痛みが出てしまっていました。

 

実は今出ている腱鞘炎は今回のKさんのように痛みが出ているところに問題がないという事も多いです。

当院では他院にはないような、様々な視点から施術を行います。

 

 

「腱鞘炎によって仕事が出来なくて困っている・・・」

「腱鞘炎の痛みを我慢しながらお箸やペンを使っている・・・」

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著作者

永海 亮

柔道整復師の学校を卒業し、そら整体院にて日本一の熱意で不調に悩まれている患者さんを診ており、小学生からお年寄りまで幅広い患者さんに対して施術をおこなっている。今でも自分自身のスキルアップのためにも毎月セミナーや勉強会に参加し一人でも多くの患者さんの悩みを解決できるように技術を高めている。