<症例報告>1年以上続く頭痛が1ヶ月の施術で改善された40代女性の症例報告

大江先生1月症例報告

Yさん 49歳 女性 港区

 

<主訴>

頭痛

 

<症状の経緯>

一年半ほど前、朝起きた瞬間にズキッとした首の痛みが出てきて頭痛がどんどん酷くなるほどの状態になったとのことでした。

その時は薬で様子を見て、それが徐々にひどくなってきて整形外科に行き、緊張型頭痛と言われたそうです。

処方として痛み止めをもらい、同時に首の牽引とマイクロ波の治療も開始。

約2カ月ほど通院し、痛み止めを飲んでいるとその時は症状が治まるが、数時間経つと痛みが出てきてしまうので、趣味の手芸で同じ姿勢を保つことが出来なくなり日常生活で困っているとのこと。

このままだと趣味の手芸が出来なくなると思っていた時にホームページで整体を探して来院されました。

 

<検査>

首の可動域は正面を向いた状態をスタートに左右に動かそうとするとどちらも45度くらいで痛みが出て動きが止まる。

 

 

<施術>

 

初回施術

最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。

 

この施術を行うことで首の動く角度が70度まで動くようになり、45度での痛みはこの時点で感じなくなる。

体液の循環を良くするだけで、なぜ痛みが改善するのかを説明をして初回の施術は終了しました。

 

【施術2回目(初回から日経過)】

初回の施術から次の日には痛みがかなり改善したと喜んでもらえました。

 

整形外科では首の牽引してもその場は痛みが改善されるけど、数時間経つと痛みが強くなるので不安だったが、それもなく安心できた。

だた、2日たった後から少しず痛みが戻ってきているとのこと。

 

検査をすると首の可動域は60度まで動き、45度ぐらいでは痛みは出てこなかった。

ただ、60度のところで動きが止まり、痛みが出てくる。

 

前回と同様に体液の循環をよくする施術を行っていく。

 

そうすると70度まで動くようになり痛みは感じなくなる。

そして、前回の施術から、なぜ痛みがもどってきてしまうのか説明をして施術を終了しました。

 

 

【施術3回目(初回から12日経過)】

施術して3日くらい痛みを感じず過ごせたけど、次に日に痛みが戻ってきたとのこと。

ただ、その翌日には痛みはなく生活に問題なく過ごせたと言ってもらえました。

 

検査すると首は70度まで動き、痛みは感じない。

 

今回はいつもと同じ施術に背骨と骨盤の硬さを柔らかくする施術も加える。

その施術を行うと首の可動域が75度まで動くようになりました。

 

このように首だけの問題ではなく、背骨や骨盤が硬くなり歪んでくることが原因で症状がでることに驚かれていました。

普段飲食店の仕事の時、キッチンで前かがみの際に同じ体勢が続き背骨や骨盤が歪んでいるため、今後はこういった細かい部分も見ていく必要があると伝える。

 

 

【施術5回目(初回から20日経過)】

1週間に1回の頻度で頭痛がでてくるけど日常生活には問題なく過ごせている。

手芸が以前よりかは長い時間出来るようになったとのことでした。

 

ただ、仕事が忙しくなると首の痛みが出てきて、姿勢が悪くなるとのことだったので姿勢が悪くなって首に負担がかからないように肩甲骨を動かす体操を伝えました。

 

【施術10回目(初回から45日経過)】

8回目以降から頭痛は感じない。

 

来院された時の症状は改善したとのことでした。

しかし、首の可動域は80度ほどで、正常な可動域は90度(鼻と肩のラインが同じ)まで首が動くのでまだ完全に良くなっているわけではないということをお伝えしました。

 

本人も痛みは気にならなくなってきたけど、もっと首の動きを良くして姿勢も良くしていきたいとのことでした。

今後、再発しにくい体にしていきたいという要望もあり、このまま継続していくことになりました。

 

 

<今回の症状のまとめ>

今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さと背骨、骨盤の関節の硬さが原因になっていました。

Yさんは飲食店のキッチンの仕事が前かがみの同じ姿勢が続くことが多かったため悪い姿勢が定着しやすい生活でした。

姿勢が丸くなると首が前に倒れてきてしまうため、そのままにすると首に負担がかかります。

そうすることによって、だんだんと首から頭の筋肉も硬くなり痛みがでてしまうのです。

 

「痛みが薬を飲んでも良くならない・・・」

「痛みがあり、毎日の仕事がストレスになっている・・・」

などでお困りの方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください!!

 

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大江君 写真

著作者

大江 祐輔

 

13歳の時に野球で腰を痛めて整形外科や接骨院で治らなかった痛みが整体を受けて治ったことに心から感動をし、治療家を志す。

治療家を志してからは鍼灸の専門学校を卒業し、鍼灸の国家資格を取得。

国家資格を取得後は接骨院・鍼灸院、カイロプラクティック院での臨床経験を経て現在に至る。