<症例報告>歩くだけでも痛みがあり、正座ができないほどの膝痛が2ヶ月の施術で改善された50代女性の症例報告

Eさん 54歳 女性 名古屋市

 

 

<主訴>

膝痛

 

 

<症状の経緯>

Eさんは3ヶ月前頃から膝痛があり、その時整形外科に行ったところ少し軟骨が削れているが、まだ変形まではいっていないと言われたそうです。

そこで整形外科で電気やマッサージなどのリハビリを受けていたが、症状に変化はなかったとのこと。

 

足を伸ばすだけでも痛みがあり、正座はもちろん深く曲げると激痛がある状態で、膝だけでなく股関節や腰にまで痛みが出てしまっているとのことです。

 

今はとにかくしっかり歩けないことがストレスになっていて、普通に歩けるようになりたいということで、以前別の症状で当院に通われていて改善されたということもあり、再び来院されました。

 

 

<検査>

膝痛がでているといっても膝自体に原因がないことがほとんどなので、今回は全身の検査をしてどこが膝に負担をかけているのかを見つけるために検査を行いました。

まずは、腰の可動域を見る検査を行いました。

 

腰の可動域は座位で両手を体の前で組んでいただいて左右に回旋させていくと左右ともに45°で止まってしまう。

本来であれば両腰とも真横の90°まで動くのが正常可動域になるので、左右の腰の動きは非常に悪くなってしまっている。

 

仰向けの状態で膝を立て、左右に倒すと左右ともに途中で止まってしまい、倒したときに腰からお尻にかけての張り感があった。

本来であれば、膝を立てた状態で左右に倒すとベットにつくまで倒れるのが正常可動域なので、左右ともに倒す動きが非常に悪くなってしまっている。

 

 

 

<施術>

初回施術

最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。

この施術を行うことで腰を左右に動かすと先ほどは左右ともに45°で止まっていた腰の動きが左右ともに70°まで動くようになった。

 

私の経験上、膝の症状の場合は足首に原因があることが多いので、今回は足首の施術を入れていきました。

この施術を行うことにより仰向けで膝を立てた状態で、左右に動かすと先ほどよりも左右に倒す動きが良くなり腰からお尻にあった張り感が軽減された。

 

体液の循環を良くすることによって、なぜ動きが良くなるのかという事と足首の硬さと膝痛の関係を説明して初回の施術は終了しました。

 

 

 

【施術2回目(初回から4日経過)

初回の施術後に一時的に体がだるくなったがすぐにおさまったそうです。

膝の痛みに関しては、大きな変化はないとのこと。

 

検査をすると腰を左右に動かすと45°で止まってしまった。

足首の硬さに関しても硬さが戻ってしまっている様子。

 

前回と同様に体液の循環をよくする施術と足首の硬さを取っていく施術を行っていく。

 

そうすると腰を左右に動かすと80°まで動いてくる。

足首の硬さに関しても施術後は硬さが取れた状態になった。

 

前回の施術後に体がだるくなったことに関しては、当院の施術は循環を良くすることで関節が硬く動かせなかった体を動かしていく施術になるので、今まで使えていなかった筋肉が使えるようになったことにより一時的にだるさが出てしまうが、これも施術を続けていけば反応が出にくくなるという事を伝えていった。

 

そして、前回の施術からなぜ症状に変化が出ないのか、足首の硬さが戻ってしまうのかを説明して施術を終了しました。

 

 

 

【施術6回目(初回から18日経過)

膝の痛みに関しては、今までは常に痛みがある状態でしたが、日によって波があるように痛みがない日もあったとのこと。

 

検査すると腰は左右ともに70°まで動いた。

仰向けの状態で膝を立て、左右に動かすと腰からお尻にかけての張り感があったがそれはなくなった。

 

足首の硬さに関しては、硬さが戻ってしまっている。

 

今回も体の循環を良くする施術と足首の硬さを取る施術を行った。

その施術を行うと左右の腰の動きが正常可動域である90°まで動くようになりました。

 

普段からお仕事で立った状態から動かないことが多く、それが足首に負担をかけてしまっている。

足首が硬くなると地面からの衝撃が直接膝に影響を与えてしまい、膝痛が出てしまう。

 

なので、足首の硬さは毎回取っていく必要があるという事を説明した。

 

 

 

【施術10回目(初回から36日経過)

今回は最初の膝痛の強さを10だとすると5まで落ち着いた。

ただお仕事の影響で足首の負担が大きくなり、どうしても足首の硬さが元に戻りやすくなっているため、今回は足首のストレッチを伝えていきました。

 

 

 

【施術13回目(初回から46日経過)

前回の施術からの経過としては、最初の膝痛の強さを10だとすると今回は3まで落ち着いた。

足首の硬さに関しては、施術とストレッチを行う事によって硬さは取れてきているがまだ硬さが目立つので、もうひとつ別のストレッチを伝えていきました。

 

 

 

【施術18回目(初回から58日経過)

前回からの経過としては、歩いたりするときの痛みはなくなったということで、大変喜んでいただきました。

ただ正座をする時に急に動かすと痛みが出たり、今まで右膝をかばっていたせこともあり、左側に重心がよってしまうことによって、左腰に痛みがあるということで、そこも良くするために施術は継続することになりました。

 

 

 

 

<今回の症状のまとめ>

今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さと足首の硬さが原因になっていました。

Eさんは普段からお仕事で歩き回ることが多く日常的に足首に負担がかかっていました。

 

足首は地面からの衝撃を和らげるクッション機能があります。

足首が硬くなってしまうとそのクッション機能がうまく働かず、地面からの衝撃が膝に直接きてしまうことにより、膝痛が出てしまうのです。

 

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著作者

小谷 渓太

 

陸上でケガをしたことがきっかけでこの業界に進み、鍼灸の専門学校を卒業し国家資格を取得。

その後そら整体院に就職したくさんの患者さんのお体を診させていただき治療を行っている。勉強会などにも積極的に参加して、日々勉強と経験を積んで少しでも多くの患者さんの症状を改善させるためのスキルを磨いている。