「仕事のストレスで1年以上もの間、悩まされた胃腸の不調が循環の治療で改善された症例」

男性 胃痛

F.Tさん 57歳 男性 名古屋市 熱田区在住

 

<主訴>

自律神経失調症

 

<概要>

仕事でストレスが増えたことがきっかけで約1年前から胃腸が弱くなり

毎朝の下痢に悩まされ、

胃腸科に通い薬を飲み始めてから、

仕事の疲れが抜けず首や肩が常にだるい状態が続いているというF.Tさん。

 

胃腸科に通院し、ストレスが原因で胃が荒れているという事で薬を貰いましたが

その薬が全く効かず、通うたびに薬の量も増えていき薬の量が増えていくにつれて、

首や肩へのダルさが増していき不安な気持ちを抱えていました。

 

そんな時に当院のホームページを見ていただき、

自律神経の乱れによる内臓の不調を改善できる

というところが目に留まり、当院へ来院されました。

 

<検査>

 

首の検査

肩の検査

腰の検査

 

初めに首の検査から行いました。

 

首の回旋の動きを見てみると本来は90度まで動かないといけないところ、

首の動きが45度と正常の半分までしか動きませんでした。

 

次に肩の動きを見ると肩の動きも左右差はなく

左右とも本来は180度まで動かないといけませんが、

90度と正常の半分までしか動かなくなっています。

 

最後に腰の動きを見ていくと現状は腰に痛みや違和感はありませんが、

本来90度まで動かないといけない腰の動きが左右とも30度までしか動いていませんでした。

 

 

初回施術

 

まず初めに循環の施術を行い、体の緊張を取り除き体の動きを出していきます。

 

そうすることで、初め正常の半分までしか動かなかった

首の動きと肩の動きが正常なところまで動くようになり、

腰の回旋は30度で止まっていたところが70度まで動くようになってきました。

 

次に内臓の固さを見ていくと胃が固くなっていて

胃の位置もかなり下がっていたのでまずは胃の固さを取っていき位置を戻していきます。

その後動きの悪かった腰の動きを見ていくと正常まで腰が動いてきました。

 

<施術 初回ヒアリングの検査の結果>

 

検査で体の動きを見ていくとダルさが出ている首や肩だけではなく、

腰の動きまでもが動きが悪くなってしまっていました。

 

そしてその体の動きが悪くなっていた原因がストレスからくる内臓疲労でした。

実際に内臓施術をしていき内臓の固さを見てみると

胃が固くなり本来の位置よりもかなり下に下がっていました。

 

内臓に固さが出ることによって内臓が下に圧迫してしまったり、

内臓―体性反射と言って内臓に負担がかかることによって

腰や背中、背骨に固さが出てしまい全身に不調が出てしまう事があります。

 

F.Tさんの場合は仕事のストレスにより、

内臓に不調が出てきて薬を飲み続けることでさらに

内臓に対しての負担がかかっているような状態でしたので、

循環が悪くなることによって腰や背骨の固さが出て自律神経が崩れてしまっています。

 

次回も循環の施術を行っていき体の固さを取っていくことと、

内臓の固さや位置を確認しながら施術をしていくという事をお伝えていくと、

 

「施術をしていく中で薬の量を減らしていき、仕事中にダルさが出ないような体を作っていきたい」

という前向きな発言をしていただけました。

 

今日の施術はここまでとします。

 

施術2回目[2日後]

 

前回から身体の経過を聞いてみると

『施術の日は少しだるさが強くなった感じがあったけど、

次の日からダルさが少し抜けた感じがしました。

胃腸の状態はまだ変わらないです。』

とおっしゃいました。

 

始めにまた体の動きを見るため検査からおこないました。

首、肩ともに前回と同様に正常の半分まで動きが悪くなっています。

 

腰の動きは45度と前回の施術前よりは動きは良いが

施術後よりは戻っている状態だったので、

さらに可動域を広げていくために循環と内臓の施術をおこなっていきます。

 

循環の施術後は初めに比べると首、肩の動きが良くなりました。

 

施術後には動きが良くなるので、この状態を維持していくために

『F.Tさんの場合は、

仕事のストレスや薬の多飲によって全身の循環も悪くなりやすい所はありますが、

ちゃんと循環の施術と内臓の施術をしていくことと、

薬の量を徐々に減らしていけるようにしていけば

この施術後の良い状態を維持しやすくなっていきます!!』

と伝えました。

今日の施術はここまでとします。

 

 

施術5回目[初回から27日後]

 

仕事が忙しく前回の施術から10日間経ったが

1日だけ強いダルさが出てきて他の日はあまりダルさは感じることが無かったとの事でした。

 

胃腸の方も今までは毎日下痢だったが

頻度として2日に1回と下痢の頻度が徐々に少なくなってきている様子。

 

検査をしていくと肩の動きは前回からキープ出来ていて、

首の動きは前回の施術前と同じく45度で止まります。

腰も60度までは動くがまだ動きは悪いようです。

 

徐々に動きの悪かった肩の動きが良くなってきていますが、

まだ首と腰の動きの固さが残っています。

 

前回と同じく循環の施術後に内臓施術を入れて内臓の固さを取っていきました。

 

施術後に

『お腹の調子が少しずつ整ってきているので、

来月胃腸科に行った際に薬の量を減らせないかを聞いてみます!』

とおっしゃってくださいました。

 

 

施術8回目[初日から48日後]

 

施術前の話では胃腸の調子がさらに良くなり下痢が1週間で2回に減り、

前回病院に行った時に薬の量を減らせるかどうか相談するとおっしゃっていたので、

話を聞くと薬の量が4錠から2錠に減ったとのことでした。

 

『もっと薬の量を減らしていき最終的には薬を飲まない状態で胃腸の調子が悪くならないようにしていきましょう!』

と声をかけて今日も首から検査をしっかりおこないました。

 

検査後はまず循環の施術を行い可動域を広げ、内臓施術をしていきます。

 

施術後は首の動きが正常まで動くようになっていたので、

薬の量を減らせたことで内臓への負担が減り、

今まで薬によって体の動きまで制限されてしまっていた部分がしっかり動くようになってきました。

 

 

『下痢もダルさも徐々に頻度が減ってきているので、

次回も正常な可動域が維持できるように、

引き続き循環の施術と内臓施術を入れていきながら

内臓の固さが取れていくように診させてください。』

と伝えました。

 

 

施術12回目[73日後]

 

施術前

『仕事中にダルさが1回出ましたが前回の施術から下痢が1日もなかったです。』

とおっしゃって下さいました。

 

私は

『良かったです。このように内臓の状態が整ってくれば、

内臓疲労による反射で背骨に固さが出てきて、

自律神経が乱れてダルさが出るという事も無くなってきますので

今日もまた検査で体の状態を診させていただいた後、

循環の施術からしていって体の固さを取っていきますね!』

と伝えました。

 

 

首の可動域を診ていくと、肩の可動域も正常なところまで動いています。

 

胃の固さも初めの時と比べると固さがだいぶ取れてきているようです。

 

今週は残業が多いなど仕事のストレスがすごくあったみたいですが、

体の動きが維持できていて胃腸の調子もよかったので

『徐々にF.Tさんに正しい体の状態が染みついてきて、

原因である仕事のストレスがかかっても状態が崩れなくなってきています。

1週間の中でダルさが1回出たという事なので、

強いストレスがかかってもそういったダルさが出てこないように

次回も全身の循環の施術を行い、

筋肉や関節の固さや体のゆがみを取っていき内臓の固さも確認しながらやっていきますね』

という事を伝えました。

 

本日の施術はここまでとします。

 

 

施術16回目[101日後]

 

施術前に

『胃腸科ではもう薬は必要ないという風に言われたので胃腸科の通院はやめました』

とおっしゃっていただきました。

 

今週も仕事でのストレスがとても多かったというが下痢は1回もなく、

ダルさは出なかったとの事。

 

F.Tさんの中では今まで胃腸科でもらった薬を1年以上飲み続けていたので

それを飲まなくなって再発するのではないかという不安はあったようですが、

 

『今の状態であれば再発しにくくなってきていますが、

まだ不安はあると思うのでちゃんと毎回内臓の固さを取っていって

毎回状態を確認しながら、

より再発しにくい状態にしていくために

診させていただきますので安心してくださいね!!』

と伝えました。

 

今日も検査から行っていくと

首も肩も腰も動きはちゃんと正常なところまで動くようになってきています。

 

前回から良い状態をキープ出来ているので今日も循環の施術、内臓の施術を行う。

 

『あれだけ悩まされていた下痢やダルさが無くなったのは嘘みたいだ。』

とおっしゃったので、

『1年以上の間、毎日悩まされていた下痢や体のダルさが

出にくくなって本当に良かったです。

この状態をずっと維持できるように

これからも全力でお手伝いをさせていただきますね!!』

と伝えました。

 

 

<まとめ>

 

F.Tさんはストレスが原因で胃が荒れてしまい胃腸科に通院し、

薬を貰いましたがその薬が全く効かず、通うたびに薬の量も増えていきました。

 

薬を飲み続ける事で、内臓疲労によって背骨が固くなってしまい自律神経が乱れ、

それにつれて首や肩へのダルさが増していきどんどん不安になっていた所で

当院のホームページに載っている、

自律神経の乱れによる内臓の不調を改善できるところが

目に留まり当院へ来院されました。

 

自律神経が乱れてしまう原因である内臓の固さを取ってあげることで、

結果として体全体の緊張が取れてきて

F.Tさんのように下痢や体のダルさが改善していきました。

 

胃腸の不調で下痢や体のだるさが出てくる方はたくさんいらっしゃいます。

 

薬を飲んでいる方はそれを急に止めることは難しいと思います。

今回の症例記事をご覧になって

「施術でも胃腸の調子が良くなるんだ」

とお思いの方がいらっしゃいましたら、

ぜひ、そら整体院までご連絡ください!!

 

今なら初回限定64%OFFの3,000円自律神経失調症の施術を行っておりますので、

頭痛でお悩みの方は是非お気軽にご来店ください。

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著作者

永海先生

永海 亮