<症例報告>食事や歯磨きに恐怖心を持つようになってしまった顎関節症の方が2か月後には顎の痛みを忘れて生活することができた症例

顎関節症
M.Tさん 55歳 女性 名古屋市 緑区在住

 

<主訴>

顎関節症

<概要>

9歳の時におたふく風邪を発症して以来、

顔が歪んでいる自覚があったというM.Tさん。

 

その頃から顎のクリック音があり、

大きく口を開こうとすると顎が外れそうな感覚があったので

口を大きく開けないように気を付けながら生活を送られていました。

 

それ以降口を開けるたびにクリック音が出ていましたが、

約4か月前からクリック音だけではなく痛みが出始め、

食事や歯磨きに恐怖心を持つようになったとおっしゃいました。

 

顎の痛みがどんどん強くなっていき、

ここ2、3日で食べ物を右側で噛むと激痛が走り、

固い食べ物は避け、食べ物を出来るだけ小さく

切り少しずつ飲み込むようなつらい思いをされていました。

 

元々体の歪みが顎関節症の原因だと思っており、

体の歪みから根本的に顎関節症を改善しているという内容を
当院のホームページで見て来院されました。

 

<検査>

 

顎の開きを見てみると指2本が入らず、顎に左右のズレまであり、

下顎が右側に2ミリほどずれているような状態でした。

顎以外は右肩の外転の動きが100度、腰の回旋の動きは両腰とも45度で動きが止まるような状態でした

 

<施術>

 

初回施術

M.Tさんは顎だけではなくて全身の循環が悪くなることによって、

体が歪み顎の痛みが出てしまっているので、

今出ている関節の固さを取り除く必要があるという事を伝え循環の施術から行いました。

 

施術後には100度しか動かなかった右肩の外転の動きは170度まで動くようになり、

腰の回旋の動きは両側とも正常な90度まで動くようになりました。

 

M.Tさんには循環が良くなり、関節の動きが動くようになった状態で

顎への施術を行う事によって施術効果があがるという事を伝えました。

 

顎への施術を行い、施術後には口の開きが良くなり

指2本が余裕で入るまでになり、

左右の顎のズレも改善され1回目の施術を終わりました。

 

2回目(3日後)

痛みはほとんど変わらず、

ご飯を食べる時や歯磨きをする時は強く痛んだという話でした。

 

体の動きを見る検査から行うと

前回の治療後には動くようになっていた体の動きがまた悪くなっていたので

早速循環の施術から行いました。

 

循環の施術をすると体の動きが良くなり、

体が動くようになった事を理解していただき、

M.Tさんに

『まだ症状が出ていて不安だと思いますが、体の動きが戻ってしまうというのはM.Tさんにまだ体の動きがいい状態を維持する力が無いんですね。ですがこの維持する力というのは施術をしていけばついてくるのでご安心下さい!!』

と伝え、顎への施術を行いました。

 

施術後は前回2本しか入らなかった指がギリギリ3本入るようになり、

顎への変化も出てきたところで施術を終わりました。

 

3回目(7日後)

前回の施術後から食事中はまだ痛みが出るが歯磨き中の痛みが減り、

だいぶ楽になったという事をおっしゃっていただきました。

 

体の動きを見ていく検査を行うと、

施術前から肩の動きが130度まで動くようになっており、

腰も60度くらいまで動きが出ていました。

 

循環の施術の後に顎への施術を行い、

もっと体の動きが良くなると食事中の痛みも無くなってくる

という事を伝え施術を終わりました。

 

4回目(7日後)

今回は食事中の痛みも無くなり痛みが全く気にならなくなったというM.Tさん。

体の動きも施術前から肩の動きが150度、腰は正常まで動くようになりました。

 

お伝えしたストレッチも毎日継続して行っていただいたという事で

体の動きがいい状態を維持できるようになってきたので、

施術内容としては前回と同様の循環の治療を行った後に顎へアプローチしていきました。

 

施術後には正常まで動き、顎の開きも指3本が余裕で入るようになりました。

 

顎の開きもかなり改善してきたのですが、

本来は指4本入るのが理想なので

また次回もさらに体の動きが出るように

循環と顎への施術を行う事を伝え施術を終わりました。

 

5回目(7日後)

前回同様で痛みが全く気にならない状態を維持できており、

今日も体の動きから見てみると施術前から肩は170度まで動き、

腰は正常なところまで動くようになっていました。

 

顎の開きを見てみると3本指が入る状態を維持できていたので、

さらに顎の動きを出していく為にも循環の治療を行った後に顎の施術を行いました。

 

M Tさんへは体の動きが良くなっている事は体の歪みが改善し、

循環の良い状態を維持できるような体になっているという事なので

さらに動きが良くなる為に

循環の施術と顎への施術を行っていくという事を伝え施術を終わりました。

 

 

<まとめ>

 

顎関節症と言えばマウスピースなどの治療を思い浮かべる方も多いと思います。

 

実はM.Tさんのように循環が悪くなり、

肩の動きが悪くなってしまい無意識のうちにその肩の動きの悪さを

首や顎で補う事によって顎に負担がかかり顎関節症になる方もいます。

 

当院には顎の痛みやクリック音に悩まされ、

歯科医や口腔外科に行っても改善しなかった方が多く来院されています。

 

そういった方のお力になれることもございますので是非一度、当院へご相談ください。

 

 

今なら初回限定68%OFFの3,500円顎関節症の施術を行っておりますので、
顎関節症でお悩みの方は是非お気軽にご来店ください。

顎関節症の施術についてはこちら

 

永海先生

著作者

永海 亮

 

柔道整復の学校を卒業し、そら整体院で体の不調で悩まれている患者さんを診ている。

7歳の小学生の子から88歳のお年寄りまで幅広い患者さんと向き合い治療をおこなっている。

そのため自分自身のスキルアップのためにも欠かさず週一回の勉強会をおこない

一人でも多くの患者さんの悩みを解決できるように技術を高めている。