《症例報告》頚椎ヘルニアと診断された男性が当院での捩れと循環調整で改善した症例

53歳 男性 公務員

症状:右腕の痺れと痛み

 

概要

2年前に首に寝違えのような痛みが出て、頚椎ヘルニアと診断された。

その時は首に痛みが出てから痺れが起こり、薬での治療を続けて23ヶ月で痺れは残ったが痛みは治まった。その後、痛みが再発し、首から背中にかけてガチガチになり、ほぼ動かせない状態になった。リハビリで良くならず、整体を受けて姿勢は良くなった気がしたが、症状は変わらず、休職を検討する程の痛みになってきた為、来院する。

 

検査

首の可動域は、右にほぼ向けない状態で動かすと痛みを伴う。首は常に左に傾げており、首の後ろはぶよぶよした瘤のようになっている。肩や腰の回旋の可動域の減少はあるがある程度確保されている。右肘と手首に固さがある。骨盤の捻れと足首の固さも出ていた。

 

施術

1回目

首の痛みで仰向けになれない。横向きで骨盤と脊柱の調整を行い、仰向けで寝られるようになった。循環の調整を行い初回は終了。

 

2回目(3日後)

右腕の痺れの症状に変化はない。また仰向けで寝られなかったので、横向きから施術を始め、前回と同様の施術を行う。施術後には仰向けに寝られるようになり、首の右回旋も少し動きが良くなるので、今はまだ施術後の状態を維持する体力がないけど、繰り返しやっていけば維持できるようになると説明し、2回目は終了。

 

2回のペースで来院してもらい、3回目から7回目までは痺れは変わらず痛みの場所が変る等安定しなかったが、可動域は改善がみられ、首の右回旋も動くようになってきていたので、同様の施術を行った。仕事が夜勤と日勤があり、不規則な生活で睡眠も浅く短いため、回復に少し時間がかかったが、8回目には仰向けで寝られる状態になり、腕全体にあった痛みと痺れは前腕だけになった。

 

9回目(5日後)

肩甲骨まわりは少し良くなっているが肘から先の痛だるさが辛いとのこと。手首と肘のかたさがまだ残るので、かたさを取り、捩れが戻りやすい首と骨盤の調整を行う。

 

10回目(5日後)

肘の痛みは治まってきた。手の甲に痛みと痺れが残る状態。前回と同様の施術を行う。

 

11回目(3日後)

手の甲の痛みと痺れは変わりないが全体的には楽になってきた。肘も良くなっているとのこと。同様の施術を行い終了。

 

12回目(5日後)

手の甲も痛みは治まり、後は母指と示指の痺れだけ。首の瘤も小さくなってきた。

日常生活で困ることはなくなり、車の運転等で出ていた前腕の痛みがなくなって楽に運転が出来ると喜んでいた。

 

この後の施術では、肋骨の動きも悪く痺れの原因のひとつになっていることが考えられたので、肋骨の調整をした。さらに動きが良くなったので、今後も肋骨の調整を入れながら施術していけば、指先に残る痺れも無くなっていくでしょう。

 

解説

肩や腰の可動域に関しては動き辛さはあるものの、可動域はある程度確保されていたので、今回のケースでは首の捩れが一番の問題だったと思います。

ただ、頚椎ヘルニアと診断を受けてから、一時的にでも楽になった時期があったと仰っていたので、首の問題ではあるけどヘルニアによる痛みや痺れではないと考えられました。

始めは仰向けになれなかったので、骨盤と脊柱の捩れを調整して背中や首への負担を減らしながら循環を整えていって回復力をあげ、状態が良くなってきてから首の調整をしていって、症状改善に繋がったと思います。

 

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