昔からの顎関節症の原因とマッサージ方法

顎関節症の原因とマッサージ方法」   名古屋市天白区・緑区のみなさんこんにちは!天白区のそら整体院です。 今日はよく女性の方で悩みが多い「顎関節症」についてのお話をしていきますね。 hyuga_illust   顎関節症(がくかんせつしょう)という病気があります。   これは、顎関節という頭蓋骨と下あごをつないでいる関節のトラブルです。 症状としてはあご周辺やこめかみ、首筋が傷んだり肩こり、耳の穴近くの痛みがあります。 あごが動かしにくくなったり大きく口を開けられない、物をよく噛めなくなったりすることもあり、その他にもカクン、ギシギシ、ミシミシと関節が鳴ることもあります。 頭蓋骨と下あごをつないでいるのですから責任重大、そこが病気になるのは仕方のないことです。 何故なら、人間の噛む力というのはものすごく強く、全力で歯を食いしばるとなんと100kg近くの力が歯や顎にかかってきます(食事時などでも3、40kgくらい)。 それだけ負担がかかる部位なのです。 しかし、顎関節症に全く縁のない人もいればかかりやすい人もいます。ここで、その原因を見てみましょう。    

  • かみ合わせが悪く(不正咬合といいます)、下あごの位置が適切ではない

  もともとかみ合わせが正しくない、その状態でついに顎関節が悲鳴を上げたのが原因という場合です。無理して噛んでいる状態は長く続かないのです。  

  • 歯の治療が不適切

  歯の高さが一列ではなくなり、下あごが居場所に困ってしまう状態です。  

  • 歯ぎしり、歯をくいしばる、ほおづえをつくなどのクセ

  上にも書いたように、歯をくいしばると何十kg~100kgくらいの力がかかってしまいます。 それを日常的に繰り返していては、良いことではありませんね。また、ほおづえもあごを支えているようで無理な圧力をかけているので、やはり良くありません。  

  • なんらかの原因で顎関節がずれたままである

  周りの筋肉や関節に負担がかかるので、これも顎関節症を招いてしまいます。   他、精神的な悩み・ストレス、あごが外れそうなくらい大きいor硬いものを食べることによっても顎関節症になる場合があります。   うつぶせ寝もあまり良くないです。   治療法はというと、深刻な場合は手術です。しかし、手術は誰だってイヤですね。 なんと、マッサージのみで治ってしまう場合もあります。   まずは簡単な方法からご紹介しますが、くれぐれも無理はせず、できる範囲内で行って下さい。   ○口を大きく開く(15秒間) 開けられるだけで大丈夫です(以下同じく)。 ○下の歯を前に突き出す(15秒間) ○下あごを奥に引っ込めて15秒 ○下あごを右に持ってゆき15秒 ○今度は左に下あごをずらし15秒   痛いと感じたらやめて、痛くない程度で実行して下さい。 1日3回を目安に2,3週間行えばかなり改善されます。   これでも、面倒くさいという方もいらっしゃるかもしれませんね。 さらに簡単な方法もあります。   ★唇の上下を閉じたまま、舌先で歯ぐきをなぞる   これだけ! 上の歯ぐき、表と裏、下の歯ぐき、表裏……こうしていると意外とあごを使うことに気付くはずです。 また、歯ぐきを刺激するので、最近歯ぐきがやせてしまったなあと思う方にも効果的です。 人には見えないので、道を歩いている時や電車に乗っている時などでも気軽に行えるのが利点です。 くどいようですが無理のない範囲内で実行して下さい。   あなたの痛みがどこかへ飛んでいってしまいますように。

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