脊柱管狭窄症、手術した方がよいのはどんな時?

こんにちは!

名古屋市天白区のそら整体院の宮田です!!

これまで脊柱管狭窄症の改善法を色々とご紹介しましたが、もちろん手術に頼らなければならないものもあります。

今回は、その判断について、またその他の治療法について書いていきたいと思います。

 

◆手術を考える方が良い場合は?

手術の目安として、次のような症状が同時に現われる場合は、手術の検討をオススメします。

・10mほど歩くだけで、痛みで歩けなくなる。

・痛みのために、日常生活に支障が出る。

・筋力が極端に低下したことを自覚している。

・失禁や排便障害が出る。

・強いマヒが現れる。

 

◆手術以外の保存療法について

 

・神経ブロック療法

神経に局部麻酔を打つ方法です。

神経ブロック療法は、内服薬で効果が出ない場合に用いられることが多いようです。

 

・理学療法

患部を温めたり、けん引したり、コルセットを用いたり、医療体操やストレッチをするのが理学療法です。

 

・薬物療法

飲み薬で改善する方法です。末梢神経血管拡張薬を用いることによって血管が広がり、神経の血流が改善されて、痛みやしびれが軽減されます。

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◆運動を同時に行うことが改善のキー

手術を避け、上記の方法を取る場合は、運動で筋肉を鍛えながら行うことをオススメします。

筋肉を蘇らせる逆腹式方法

逆腹式呼吸をおこないながら、
お尻をギュッと締めるとお尻から脚にかけてのしびれが改善されます。

逆腹式呼吸のやり方は、あおむけに寝転んで、両足を肩幅くらいに開きます。

5秒かけて鼻で息を吸いながらお腹をへこまします。

次に、15秒かけて口から息を吐きながらお腹をふくらませます。

この時、お尻をしめてはゆるめる動作を56回おこないます。

お尻の穴を引き締めることは、脊柱管内を通る感覚神経や運動神経、自律神経の働きが良くなり、腰や下半身のしびれが改善されます。

 

<ドローイン(おへそを引っ込める)> 

たえずおへそを引っ込めることを意識して生活をすると、姿勢が良くなり、お腹まわりに筋肉のコルセットがつきます。

おへそが縦になっているかどうかをチエックしてみると、パソコン作業や、家事などに限らず、おへそは横一文字になっていることが多いのに気付きます。

1文字になるように意識してみましょう。

へそドローインエクササイズのやり方は、 

・あおむけに寝転び、足を自然に開いて両膝をたてます。

・どちらか片方の手を床と腰の隙間に手を入れて、もう一方の手をお腹の上に置きます。

・隙間を押すような感じで、おへそを引っ込めます。

10秒間引っ込めたら10秒間休みます。(呼吸は自然に続けます)

 

◆まとめ

脊柱管狭窄症だけでなく、病気の時は気分が落ち込むことが多くあります。

しかし、苦しいときこそ自分の病気を笑いとばすくらいの気持ちでいると、自然に免疫力があがるんですよ!

東洋医学も西洋医学も心と体の関係性を認めており、たいていの病気は心身症に含まれるとも言われています。

心を柔軟に保ち、病気に負けないようにしましょう。