頭痛の種類について

頭痛の種類

おはようございます。名古屋市天白区のそら整体院です。今日は頭痛の種類について書いていきますね。

【頭痛】「頭痛を何とかしたい!」とこちらをみている女性

頭痛の種類には一時的な頭痛と慢性的な頭痛があります。

 

一時的な頭痛とは何らかの病気を伴う頭痛で、くも膜下出血や脳腫瘍などの命にかかわる病気や目や鼻、かみ合わせも頭痛を引き起こすことがよくあります。

 

病気による一時的な頭痛は医師の診断で原因を特定し治療を行うことができますが、

慢性的な頭痛は症状が重くても、なかなか原因を特定することが難しく、人によっては長年

悩まされてしまうこともあります。

 

原因はもちろんのこと、どのような頭痛を引き起こしているかを知るために、頭痛の種類を把握することが重要です。

 

頭痛の種類が違っても、症状は重複することがある一方、他の要因と重なり合い、見えにくい症状もあることも理解しておく必要があります。

 

頭痛の種類を自分で決めつけずに、複数の頭痛を併発している可能性も視野に入れ、専門家の意見を聞き、正しい知識で早期に治療することが、症状を悪化させずに改善に導く近道ともいえますね。

 

 

緊張型頭痛

 

頭の両側や額のあたりが痛み、日中に軽度の頭痛が生じるものの、吐き気はなく、食欲もあり、仕事を中断することは少ないようです。

立っていられないほどの激しい痛みはまれで、通常の活動が継続できることから、病院に行かない人もいるのではないでしょうか?

 

緊張型頭痛は、片頭痛より長期にわたって頭痛が起こる特徴があります。

 

数日から長い人で数か月頭痛が続くことがあり、継続して頭痛が起きると気分も落ち込み、日常生活に支障をきたすこともあります。

 

緊張型頭痛を放っておくと片頭痛に変わるなど、種類を特定しにくい混合型になる場合もあるため、症状が軽いうちに適切な治療で悪化させないようにしたいものです。

 

また、交通事故などによる外傷後の頭痛は、緊張型頭痛に似た症状が多く、2週間程度で発症するといわれています。

脳震盪を伴う場合は頭がぼおっとしてめまいや耳鳴り、気分が落ち込むなどの症状がありますが、数週間から数か月で改善することがほとんどです。

症状が改善しない、または悪化する場合は医師に相談しましょう。

 

片頭痛

 

血液検査や画像診断で発見されるような命に関わる病気ではなくても、日常生活をきたすつらい症状がある片頭痛は、仕事の効率や日常の質を下げ、ストレスを与えます。

 

代表的な片頭痛の症状をあげてみますね。

 

・頭の片側にズキンズキンと脈打つような痛み

・テレビの音さえもうるさく感じ、静かな場所に居たくなる

・太陽の光などがまぶしく感じられ、暗い場所に居たくなる

・仕事を中断せざるを得ないほどの激痛があり、日常生活に支障をきたす

・臭いに敏感になり、吐き気をもよおす

 

 

片頭痛の中でも全ての症状が当てはまる場合もあれば、時に痛みが頭の両側になるなど、緊張型頭痛に似た症状を伴うこともあります。

 

また、片頭痛の脳へ伝達される痛みは、時を重ねるごとに伝達されやすくなり、痛みが頻繁になるなど、痛みを増幅させやすくなりますね

 

また、片頭痛の予兆には、少し物が当たっただけで刺激を感じてしまう異痛症の他、以下のような症状が2日前までに現われるといわれています。(人によっては当日のケースも)

 

・めまい

・音や光に敏感になる

・気分が落ち込むなど、いつもと違う気分の変化がある

・集中力が落ちる

・下痢や便秘など消化器系の機能低下

・頭から首、肩にかけてのハリや痛み

 

中には、片頭痛が起きる1時間ほど前に、目の前に丸い光が現われ、視野が狭くなり見えにくくなるなど、前兆を感じる人もいます。

普段生活している中で突如としてこれらの前兆が現われると、恐怖すら感じることもあるようです。

その前兆も前向きに考えると、転倒やその他の2次被害を防ぐ役目を果たしています。前兆を正しく理解することで、後の激しい頭痛への警告として、受け止めることができるのではないでしょうか。

 

群発性頭痛

 

男性に多いといわれている群発頭痛は10代から20代で発症し、50代くらいまで悩まされ続ける人もいます。

一定の期間症状が出ておさまると、忘れたころにまた激痛が起きます。

群発頭痛の激痛は耐え難いもので、じっとしていられず、のたうちまわるほどの痛みといわれています。

このような経験を半年から年に1回ほど繰り返すのが群発頭痛の特徴で、また頭痛がくるのではないかという恐怖は計り知れません。

 

群発頭痛の頭痛がはじめて起こった時の痛みは、今まで経験した事のない激しい痛みで、命に関わる病気と思うほどです。

ただ、病院につくころには痛みがおさまっており、画像診断でも異常がないことから、原因を特定できないまま様子をみることも少なくないようです。