夏の注意「脱水症」

「脱水症について」

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名古屋市天白区・緑区のみなさんこんにちは!そら整体院です。 脱水症状は夏でなくても起きますが、夏になるとより深刻な問題となってきます。 はやりの「熱中症」にもかかりやすくなってきます。 もちろんこまめな水分補給が大切であることは言うまでもありませんが、他にも色々な対策があります。  

脱水症とは 文字通り、身体の中の水分が不足すること……だけではありません。 水分とナトリウム電解質が失われる状態を言います。 我々は普段から汗(特別身体を動かさなくても)や尿などで体外に水分を排出しています。 水分が少なくなれば腎臓がそれを調節してくれるのですが、それも追い付かないくらい水分やナトリウム電解質が不足してしまった状態、それが脱水症状なのです。   体重の4%までなら、飲み物を飲むだけで十分です。

冷たい飲み物、ナトリウム電解質が含まれた飲み物をたっぷり飲んで下さい。 スポーツドリンクや塩水などですね。 ただし、専門家の意見によれば市販のスポーツドリンクは電解質が十分ではないといいます。 下にご家庭で作れる電解質ドリンクの作り方を書いておきましたので、よろしかったら参考になさって下さい。 体重の4~6%の水分が失われた場合、医療機関で点滴を受けたほうが良いでしょう。 それ以上の場合、医師の判断のもと本格的かつ緊急な治療が必要です。

  ■脱水症状の見分け方   ・脱力感(身体から力が抜ける感じ) ・眠気 ・頭痛 ・手足が冷たく皮膚が乾燥している ・目の周囲がくぼむ ・便秘、のどのかわき ・意識がもうろうとする ・手がふるえる などがみられるのは脱水症状の兆候(しるし)です。 全部に当てはまらなくても、一つもしくは複数に該当するようなら脱水症状を疑って下さい。  

対策~もし身近な人が脱水症状になったら~   まず、冷房を最低温度にして部屋をできる限り冷やしましょう。 服はゆるめて、身体をリラックスさせます。 いつ意識を失うか分からないので、声をかけて意識があるかどうかを確認し続けて下さい。 同じ理由から一人にする、放っておくのは危険です。 ずっと誰かがそばにいるようにして下さい。 可能な限りすぐにナトリウム電解質を含む水分を補給します。 1~2リットル(成人で体重によってはもっと)飲ませてあげて下さい。 ただしカフェイン(お茶やコーヒーなどに含まれる)やアルコールを含む飲料は利尿作用からかえって水分不足を招いてしまうので注意が必要です。 脈拍を測りながら様子を見て、症状が改善されないならすみやかに医療機関を受診して下さい。 子供の場合ですと嘔吐や下痢などで身体の水分、電解質が大量に失われた場合特に注意が必要です。  

家庭でできるスポーツドリンクの作り方   お湯を冷ました水1リットルに食塩3g、砂糖40gを溶かします。 レモンやグレープフルーツの果汁を混ぜるとカリウムも補給できるのでオススメです。 飲みやすい冷たさまで冷やすのですが、あまり冷えすぎても身体によくありません。 また、味が濃すぎても身体に悪いので上記以外の材料でアレンジする場合はご注意を。   いかがでしたか? 夏だけに限らず起こる可能性がある脱水症状、上手く対処して最悪の結果を回避しましょう。