【ぎっくり腰】本当の原因とは?

「ぎっくり腰について」

名古屋市天白区・瑞穂区の皆さんこんにちは!

天白区のそら整体院です。

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「ぎっくり腰になった!」これってよく聞きますよね?

でも、ぎっくり腰ってどういう状態のことを言うの?

ある程度年が行った人がなるイメージがあるけど、原因は何?

普通の腰痛とどう違うの?と、よく聞く割によくわからないぎっくり腰。

それを詳しくご説明しましょう。  

 

ぎっくり腰について

【腰痛】腰痛でつらそうな女性  

 

ぎっくり腰は、「急性腰痛(きゅうせいようつう)」「椎間捻挫(ついかんねんざ)」とも呼ばれています。

いきなり強烈な「ぐきっ」という衝撃と共に、腰を強烈な激痛が襲う。

といった症状のものです。  

 

実は「ぎっくり腰」には「これ!」という原因がありません。

  10人がぎっくり腰になれば10人それぞれの原因があります。

また、同じ動きをしたからと行って必ずぎっくり腰になるわけではありませんし、逆に、前回大丈夫だったから…と行って同じ動きをし「ぎっくり腰」になってしまう人も多いです。  

 

「ぎっくり腰」になる時、体の中で何が起こっているのか説明すると、ぎっくり腰になる原因の動きをしたせいで腰椎(ようつい) (※腰椎とは、背骨から下に下がった所にある、腰を支える5つに別れた骨のことです) が瞬間的にずれてしまい腰の筋肉が負荷に耐え切ることができずに炎症が起きる。  

 

ということが起こっています。  

 

ぎっくり腰は体の異常ではない?

young Japanese woman getting a chiropractic

 

ぎっくり腰というのは上記で説明したように、瞬間的に腰椎がずれてしまい、その負荷に耐えられなくなった腰の筋肉が引き起こす炎症です。

他の病気などのように何か大元の原因があって、それがじわじわと痛みを引き起こすわけではありません。

なので、ぎっくり腰を起こしたときはあまりの激痛に動けなくなることが多々ありますが、検査をしても椎間板や骨格などに異常が見られることはありませんし、神経に問題があるわけでもないので神経痛も起こりません。  

 

なので、検査では問題ないのに腰の痛みがあるときは、急性腰痛やぎっくり腰などの名前がつけられるのです。    

 

ぎっくり腰の原因

上の文章で「10人がぎっくり腰になれば10個の原因がある」とお話しましたがそれはぎっくり腰に「なった瞬間」の話であって、ぎっくり腰になりやすい状態・またなる原因を大きく分けると3つに分類されます。

 

「筋肉疲労」

まずひとつ目は筋肉疲労です。

ぎっくり腰自体は突然、突発的に起こるものですが、体の筋肉がゆっくりじわじわと疲労してゆき、時間をかけて「ぎっくり腰になりやすい腰」にしてしまうのがこの「筋肉疲労」です。

 

  このタイプは、今まで平気だったのにちょっとした荷物を中腰で持とうとしたりするときに起こるようなぎっくり腰が多いです。

  これは今まで溜め込んだ筋肉疲労が1つの動作をきっかけに許容量を超えてしまい腰痛として突発的に発症するものです。

 

  「骨格の歪み」  

次に挙げられるのは骨格の歪みです。

立ちっぱなし・座りっぱなしなど同じ姿勢を長時間続けなければならないような仕事についている方や、片足に体重をかけて立つのが癖になっているような人は注意したほうがいいかもしれません。

 

ぎっくり腰自体が「瞬間的な腰椎のずれ」からくる痛みなので、普段から骨格が歪みがちの人は、歪んでいない人に比べて「瞬間的なずれ」も起こりやすいのです。  

 

「いきなりの過負荷」   最後は若い人や、運動をするような人に多いタイプのぎっくり腰です。

 

  例えば、勢い良く振り返ったり、ずっと同じ体勢でいたのにいきなり動いて伸びをしたり、横になっていたのにいきなり起き上がったりなど「いきなり」「突然」の動きをすることによって瞬間的に腰に負担がかかりぎっくり腰になってしまうというものです。

 

   

 

予防法や対処法は?

  ぎっくり腰の厄介なところは、「1度やってしまうと癖になる」ということです。

ぎっくり腰を経験されている方はご存知でしょうが、あの痛みはできればもう経験したくはありませんね。

けれど病気ではなく突発的になる「ぎっくり腰」をどうにか予防することができるのか?

結果から言えば…できます。

 

必ず再発しない!とは言えませんが、ある程度は回数を減らしたりすることもできます。  

それは、ストレッチをしたり、コルセット等で固定し骨格の歪みを直したりすること、またシップなどの使用やお風呂にゆっくりつかる、など普段からの筋肉の疲労を落ち着かせることも効果的です。

 

ただ、ストレッチなどは痛みが引かないうちはやってはいけませんし、逆にへんなタイミングでやってしまうと悪化してしまう場合もあります。

 なので医師の判断が必要な人もいます。  

 

また、コルセット等が不安な場合は整体院などへいくと骨格のどこが歪んでいるかなども見てくれるので、あまりに痛みが酷い人、短い間隔でぎっくり腰になっている人、不安がある人は自分で判断するよりも整体のプロにお願いするのが懸命かもしれませんね。  

 

まとめ

 

  「ぎっくり腰」は国民病とも言える、誰にでもなる可能性のある病気です

(病原体がいるわけではないので「病気」と読んでしまっていいのか微妙なところではありますが)  

 

普段から悩まされている人、1度やってしまって再発が怖い人、まだやったことないけれど筋肉の疲労や骨格の歪みを自覚している人などは一度専門家に相談に行ってもいいかもしれませんね。

 

  当然、当院でも施術をおこなっておりますので、お悩みの方はいつでも連絡くださいね♪