バネ指による痛みで仕事ができなかった方が3ヶ月の施術で改善された50代女性の症例報告

 

Kさん 50歳 女性 名古屋市

 

 

<主訴>

バネ指による左母指のバネ現象、痛み

 

 

 

<症状の経緯>

バネ指の症状は当院へ初来院された日の約3ヶ月前からあり、症状が出始めるきっかけは仕事で、お菓子の製造工場にて個包装を何千個と作り続けていることが考えられるということでした。

 

仕事後には指が曲がらない程のバネ現象と痛みがあり、直近の2週間は仕事を休む日も出るなどの支障が出始めていました。

今までは仕事を休んで指を動かさないようにしていると改善していたが、ここ数日は休んでも症状が改善されず、常に指が曲がっていて動かそうとすると激痛が走るような状態。

 

Kさんは日に日に症状が強くなる事に不安を感じ、仕事を休んで整形外科に行くとバネ指の診断を受けました。

整形外科では痛み止めの薬を処方されましたが症状に変化はありませんでした。

 

バネ指を改善するストレッチをYouTubeで調べて実践するなどの努力をされていましたが、改善されず他にバネ指を改善する方法を調べていた時に当院のホームページを見てバネ指が改善している口コミがあったため、当院ならバネ指を改善できると思い来院していただきました。

 

 

 

 <検査>

バネ指と言っても原因はしびれているところ以外にある事がほとんどなので、手の周りだけではなくて全身を診させていただいて手に負担をかけている所を見つけるための検査から行いました。

 

初めに肩の可動域をみるために肩関節を真横から上に挙げていく外転の検査を行うと右肩の動きが肩と平行の90度で動きが止まる。

本来はこの手が耳の真横の180度まで動いてくるのが正常なので右肩の動きがかなり悪くなっている。

 

左肩も同様に肩外転の検査を行うと110度で動きが止まるので両肩とも肩の動きが悪くなっているが特に右肩の動きが悪くなっている。

 

 

 

<施術>

初回施術

最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。

この施術を行うことで右肩を外転する動きが160度まで動くようになりました。

 

体液の循環を良くするだけで、なぜ体の動きが良くなるのかを説明をして、ちゃんと体の動きの良い状態を維持することができれば今出ているバネ指は改善するという事を伝えて初回の施術は終了しました。

 

 

 

【施術2回目(初回から3日経過)

初回の施術後はバネ指が少し改善されて、仕事中に苦痛を感じることが少なかったと喜んでいただけました。

これから更に症状が強くなり、仕事が出来なくなるのではないかという不安があったがバネ指が少し改善して気持ちも楽になったとおっしゃっていただきました。

 

また今日も体の動きを見る検査をすると肩の外転の可動域は130度まで動くようになっていて施術前から前回よりも30度肩が外転するようになっている。

前回と同様に体液の循環をよくする施術を行っていく。

 

そうすると180度まで肩が外転するようになる。

そしてこの体が動くようになった状態を維持できるようになれば今よりもバネ指は改善するという事を伝え2回目の施術を終了しました。

 

 

 

 【施術3回目(初回から10日経過)

施術して3日はバネ指をあまり気にせず過ごせたけど、3日後からは指を曲げた時の痛みが気になったとのことでした。

検査すると右肩の外転の動は140度まで動くようになっている。

 

今回はいつもと同じ循環の施術に肩甲骨の固さを柔らかくする施術も加える。

その施術を行うと肩の可動域が170度まで挙がるようになりました。

 

Kさんは肩甲骨が固くなることが原因で症状がでることに驚かれていました。

猫背の姿勢が続いたり、運動量が少なくなると背中や肩甲骨が固くなってくるため、今後はこういった細かい部分も見ていく必要があると伝えました。

 

 

 

【施術5回目(初回から34日経過)

以前のようにバネ現象や痛みが強く出る事はなかったが、寒かった日に1回痛みが出たということでした。

肩甲骨の固さは戻りやすかったのでセルフケアも必要だと思い肩甲骨を動かすストレッチを伝えました。

 

 

 

 【施術15回目(初回から110日経過)

施術14回目以降はバネ指の症状はほとんど感じない。

仕事の後半に指が疲れる感覚はあるが、それも寝て起きればすぐにおさまるということでした。

 

しかし、右肩の外転の動きは170度ほどで、正常な可動域は180度まで肩が挙がってくるのでまだ完全に良くなっているわけではないということをお伝えしました。

 

本人も以前のようにバネ指は気にならなくなってきたけど今後、再発しにくい体にしていきたいという要望もあり、このまま継続して施術を続けていくことになりました。

 

 

 

<今回の症状のまとめ>

今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環が悪くなり、固くなってしまった肩関節や肩甲骨の固さが原因でバネ指の症状が出ていました。

 

特にKさんの場合は肩関節の動きが悪くなっており、動きが悪くなった肩関節をかばうためにその近くの腕や指の筋肉や関節の負担が大きくなり、バネ指の症状が出てしまっていました。

 

実はバネ指は今回のKさんのように症状が出ているところに問題はないという事も多いです。

当院では他院にはないような、様々な視点から施術を行います。

 

「指が曲がったままで伸ばそうとすると激痛が走る・・・」

「指を動かすだけで痛く、仕事が思うように出来ない・・・」

 

などでお困りの方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください!!

 

今なら初回限定64%OFFの3,000円バネ指の施術を行っておりますので、手のしびれでお悩みの方は是非お気軽にご来店ください。

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著作者

永海 亮

柔道整復師の学校を卒業し、そら整体院にて誰にも負けない熱意で不調に悩まれている患者さんを診させていただいており、6歳から93歳まで幅広い患者さんに対して施術をおこなっている。今でもスキルアップのために毎月セミナーや勉強会に参加し一人でも多くの患者さんの悩みを解決できるように技術を高めている。