ストレスと寒さの関係性とは?

寒い時期にストレスを感じやすい理由

 

こんにちは!そら整体院です。

今日は・・・チョット専門的な話です。

でも役にたつと思いますので、読み進めてくださいね。

 

ストレスとは?

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ストレスは目に見えず、本人でさえ自分のうちに潜むストレスの状況を、全て把握することは困難です。

なんとなく調子が悪い、肌が荒れる、気分が落ち込むなどの症状があっても、原因がはっきりしないまま毎日を過ごしてしまいがちです。

夏でもクーラー冷えで冬場と同じように寒さ対策が必要な環境では、外気との気温差で、寒い時期に限らずストレスを感じてしまいます。

 

冷え対策には、下半身を冷やさないようにブランケットやカイロで温め、首元も忘れずに保温しておきたいもの。

 

冷え症が続くと、基礎体温の低下につながり、低体温になると免疫力の低下はもちろんのこと、ストレスを受け流しにくい体質になることもあります。

 

寒い時期に精神疾患になりやすい理由

 
本来なら免疫力が低下しやすい時期こそ控えたほうがよい、添加物が入った加工食品なども、寒い時期は買い物を控えるために、ストックしておいた食品で済ましてしまうことも多いのではないでしょうか?

 

わかってはいるものの、なかなかやめられないインスタント食品や食塩が多く含まれている加工食品は、疲れがたまり、ストレスがある時に限って多く食べてしまうという人も多いようです。

 

ストレスと栄養バランスは深く関わりがあり、体に必要な栄養素が取れないと、脳に十分な栄養がいきわたらなくなります。

 

そして、脳がストレスを感じ、より多くの食べ物が欲しくなります。さらに、脳は栄養を摂取するよう指令を出すため、過剰摂取にもつながります。

 

精神的なストレスを感じた時も、手先が冷える末端冷え症の症状と同じように血管の収縮が起こり、血流が悪くなります。

 

日ごろからストレスを抱えていると、寒い時期には、より体全体の血流を悪くし、冷えによる免疫力の低下でなんとなく調子が悪くなり、精神的に不安定になることもあります。

 

自律神経が体に及ぼす影響とは

ストレスを感じている時は交感神経が優位になり、体が緊張して気持ちが高ぶります。

一方、リラックスして気持ちが落ち着いている時は副交感神経が優位になり、睡眠時にも副交感神経が働いています。

交感神経と副交感神経は常にバランスをとりあいながら活動し、良質な睡眠はこの2つのバランスが影響するといわれています。

 

例えば食事を摂ると交感神経が優位になりますが、睡眠前に食事を摂ることで、副交感神経に上手く切り替わらずに睡眠の質が低下し、翌日の仕事にも影響します。

自律神経を整え、良質な睡眠をとることで朝の目覚めを良くすると、時間にゆとりが生まれ、朝食をしっかり食べる習慣にもつながります。

 

仕事にも前向きになり、よりアクティブで安定した1日が過ごせるのではないでしょうか。

 

ストレスを解消する生活習慣とは

 
体の中に入ってくるウイルスなどを退治するナチュラルキラー細胞は、リンパ球の一つで、体に不要な老廃物を排出する働きもあります。

 

過度なストレスがあると、ナチュラルキラー細胞はその働きを低下させ、体にとって不要なものをため込むことにつながります。

 

老廃物が滞ると、腸内環境が乱れ、悪玉菌が増えてしまいます。通常体の中の悪玉菌は善玉菌の2分の1程度がよいとされ、悪玉菌の数が必要以上に増えると、善玉菌が増えにくくなる悪循環を生み出します。

 

ストレスを解消することで老廃物をため込まない体質になり、肌荒れや便秘、むくみを防ぎ、美容と健康を維持したいものです。

ナチュラルキラー細胞を増やすには、自分一人で問題を抱え込まずに、前向きに行動する考え方と、乳酸菌で体内の腸内環境を整えること、そして適度な運動が重要です。

 

過度な運動では、逆にナチュラルキラー細胞を減らしてしまうこともあるため、心地よくリフレッシュできる軽めの運動がおすすめです。

 

ちょっと生理学のお話がはいったせいでわかりにくかったかもしれませんが、今日は冷えとストレスについてのお話でした!