<症例報告>ご飯を食べるのもツラかった顎関節症による顎の痛みが6回の施術で改善された60代女性の症例報告

 

Tさん 69歳 女性 名古屋市

 

 

<主訴>

左顎関節症

 

 

<症状の経緯>

Tさんは1ヶ月ほど前に急に左顎が外れるような感覚があり、痛みが出たそうです。

その時は自分でセルフケアをして、外れる感覚はなくなったとのこと。

 

ただ痛みが徐々に強くなってきて、食事をする時も口をあけたり、食べ物を噛んだりするだけで痛みが強く出てしまい非常にストレスになってしまっていたそうです。

 

これではまずいと思い、歯医者さんや口腔内科を受診して顎関節症と診断されましたが、特に治療することはなく、マウスピースの作成を勧められただけということでした。

 

痛みが徐々に強くなってきたこともあり、今後の不安も大きかったため、どこかいいところはないかと探したところ当院のホームページで顎関節症の方が改善しているということで来院されました。

 

 

<検査>

顎関節症の方は、首や肩の硬さが原因になっていることがほとんどなので、今回は全身の検査をしてどこの硬さが顎関節症の原因になっているのかを見つけるために検査を行いました。

まずは首の検査を行いました。

 

首の可動域は正面を向いた状態をスタートに左に動かしていくと鼻先を指標にして45°くらいで動きが止まる。

右も同じように動かしていくと鼻先を指標にして45°程度で動きが止まる。

 

本来の首の動きというのは、左右とも鼻先を指標にして真横の90°まで動くのが正常な動きになるので、左右ともに動きが非常に悪くなっている状態。

 

 

 

<施術>

初回施術

最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。

この施術を行うことで首を左右に動かすと先ほどは45°で止まっていた首の動きが80°まで動くようになった。

顎関節症の場合は手首の向きにも原因があることが多いので、今回は手首の施術を入れていきました。

 

体液の循環を良くすることによって、なぜ動きが良くなるのかという事と手首の向きと顎関節症の関係を説明して初回の施術は終了。

 

 

【施術2回目(初回から2日経過)

初回の施術後に一時的に体がだるくなったがすぐにおさまったそうです。

顎の痛みに関しては、はずれるような感覚はなくなったが痛みはまだあるとのこと。

 

検査をすると首を左右に動かすと60°程度で止まってしまった。

前回と同様に体液の循環をよくする施術と手首の向きを正常に位置に戻す施術を行っていく。

 

そうすると首を左右に動かすと80°まで動いてくる。

そして、前回の施術からなぜ体の動きの硬さが戻ってしまうのかという事に加えて、どうして痛みに変化がないのかを説明して施術を終了。

 

 

【施術3回目(初回から日経過)

今回は前回より痛みが少なくなったということで喜んでいただきました。

検査すると首は左右ともに70°まで動いた。

 

手首の向きに関しては、仰向けに寝ていただいて手のひらが上を向くのが正常な位置に対して、まだ手のひらが下を向いた状態。

今回も体の循環を良くする施術と手首の向きを正常な向きに戻す施術を行った。

 

その施術を行うと左右の首の動きが正常可動域である90°まで動くようになりました。

仰向けの状態で手首の向きを確認すると手のひらが上を向いた状態になりました。

 

普段から編パソコンや裁縫をやられるということで、手首が内側に入りやすくなってしまっている。

なので、手首の向きは毎回矯正していく必要があるという事を説明した。

 

 

【施術4回目(初回から13日経過)

3回目からの経過としては、最初の顎関節症による痛みの強さを10だとすると今回は6まで落ち着いた。

食事の時の痛みも出にくくなっているとのこと。

 

手首の向きに関しては、最初よりも正常に近づいているがまだ戻りやすいところがあるので、手首から腕にかけてのストレッチを伝えていきました。

 

 

 

施術5回目(初回から20日経過)

前回の施術からの経過としては、最初の顎関節症による痛みの強さを10だとすると今回は4まで落ち着いた。

ただ手首の向きに関しては、ストレッチをしていただいても戻りやすいため肩が内巻きになってしまう原因の一つである胸の筋肉の硬さをとるストレッチを伝えていきました。

 

 

 

【施術6回目(初回から27日経過)

前回からの顎関節症による痛みの経過としては、最初に出ていた顎の痛みの症状はなくなったとのこと。

固いものを食べる時も痛みが出ないということでとても喜んでいただきました。

 

ただ手首の向きは戻りやすいという事もあり、再発しないようにするためにも手首の向きを矯正していく必要があるという事を伝えました。

今後、再発しにくい体にしていきたいという要望もあり、このまま継続していくことになりました。

 

 

<今回の症状のまとめ>

今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さと手首の向きが原因になっていました。

Tさんはパソコンや裁縫、など手首に負担がかかることが多くなっていました。

 

手首が内側に入ってしまうとそれに引っ張られて、肩まで内巻きになってしまいます。

肩が内巻きにはいると首の筋肉を前に引っ張ってしまい、首が前に倒れてきて、首の筋肉を硬くしてしまいます。

首の筋肉は顎につく筋肉が多いので、顎を引っ張ってしまい痛みが出たり、顎関節症の原因になってしまうのです。

 

 

「顎の痛みがひどくて食事をするのがつらい・・・」

「顎の痛みがあり、毎日の生活がストレスになっている・・・」

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著作者

小谷 渓太

 

陸上でケガをしたことがきっかけでこの業界に進み、鍼灸の専門学校を卒業し国家資格を取得。

その後そら整体院に就職したくさんの患者さんのお体を診させていただき治療を行っている。勉強会などにも積極的に参加して、日々勉強と経験を積んで少しでも多くの患者さんの症状を改善させるためのスキルを磨いている。