Hさん ５０歳 女性 港区
<主訴>
浮動性めまい
<症状の経緯>
3，4日前の明け方に目が覚めて、突然フワフワするめまいが起こった。
めまいが起きてからは3時間くらいフワフワした状態が続いたが、いつも起きる時間になると治まった。
当日の明け方から次の日まではめまいが起きなかったが３日目の朝に全く同じようなめまいが出てきて3時間くらいは動くことができなかったとのことでした。
今までめまいが出たことがなかったので、心配になり耳鼻科を受診。
処方された薬を飲んでみたものの、次の日の朝にもめまいが出てしまい、このままだとさらにめまいが強くなって仕事に行けなくなるのではないかと不安に思っていた時にホームページを見てご来院されました。
<検査>
首の可動域は正面を向いた状態から左右に動かそうとすると、どちらも45度くらいで痛みが出て動きが止まる。
<施術>
初回施術
最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。
この施術を行うことで首の動く角度が70度まで動くようになり、45度での痛みはこの時点で感じなくなる。
体液の循環を良くするだけで、なぜめまいが改善するのかを説明をして初回の施術は終了しました。
【施術2回目(初回から１日経過)】
初回の施術の次の日はめまいがほとんど出なかったと喜んでもらえました。
検査をすると首の可動域は60度まで動き、45度ぐらいでは痛みは出てこなかった。
前回と同様に体液の循環をよくする施術を行っていく。
そうすると70度まで動くようになり痛みは感じなくなる。
まだ体の硬さが出ていたので、めまいが起こらないようにするために必要なことを説明して施術を終了しました。
【施術3回目(初回から２日経過)】
今朝、少しめまいが出て1時間フワフワした状態が続いた。
今回はいつもと同じ施術に胃の硬さを柔らかくする施術も加える。
その施術を行うと首の可動域が75度まで動くようになりました。
このように症状が出ている場所だけが原因ではなく、胃が硬くなることが原因で症状が出ることに驚かれていました。
普段、仕事と家庭のストレスを強く感じていて自律神経のバランスが乱れて胃に負担がかかりやすい生活でした。
胃に負担がかかって硬くなってしまい猫背になり首にまで負担がかかってしまっているので、めまいを改善するためには胃の硬さを取っていくことが必要だと伝える。
【施術４回目(初回から６日経過)】
めまいは1度だけ出たが、出ても5分ほどで治まる状態まで回復した。
前回と同様に循環の施術と胃の施術を行い、終了しました。
【施術５回目(初回から９日経過)】
明け方にめまいは全く出なくなった。
来院された時の症状は改善したとのことでした。
しかし、胃の硬さが残っていて猫背がまだあるので根本的に良くなっているわけではないことをお伝えしました。
本人もめまいは良くなったけど、再発しにくい体を作っていきたいという要望もあり、このまま継続していくことになりました。
<今回の症状のまとめ>
今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さと胃の硬さが原因になっていました。
Hさんは仕事と家庭で強いストレスを感じていたので、自律神経が乱れやすく胃の負担が大きい生活でした。
胃の負担が大きくなると腹筋が硬くなり体が前屈みになっていき、猫背になってしまいます。
猫背になり首が前に出て常に首への負担がかかることによってめまいが出てしまうのです。
「めまいが薬を飲んでも良くならない・・・」
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著作者
大江 祐輔
13歳の時に野球で腰を痛めて整形外科や接骨院で治らなかった痛みが整体を受けて治ったことに心から感動をし、治療家を志す。
治療家を志してからは鍼灸の専門学校を卒業し、鍼灸の国家資格を取得。
国家資格を取得後は接骨院・鍼灸院、カイロプラクティック院での臨床経験を経て現在に至る。
お電話ありがとうございます、
そら整体院でございます。