Tさん ４０歳 女性 弥富市
<主訴>
めまい
<症状の経緯>
2カ月くらい前、朝起きて体を起こすときにグルグル、フワフワするめまいが出てきた。
その日以降朝にめまいが出ることはなくなったが、車を運転しているときにめまいが出るようになったとのことでした。
その時は耳鼻科に行き薬を処方されて3週間様子をみたが、めまいに変化はなかった。
このままだとめまいが全然良くならないと不安に思っていた時に旦那さんが心配して当院のホームページを調べてご来院されました。
<検査>
右肩動きに異常があり、可動域が腕を下した状態をスタートに外側から上げようとすると90°くらいでしびれが出て動きが止まる。
本来の可動域は180°なので腕が耳につくまで上がります。
<施術>
初回施術
最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。
この施術を行うことで右肩の上げる角度が120°まで上がり、90°でのしびれはこの時点で感じなくなる。
体液の循環を良くするだけで、なぜめまいが改善するのかを説明をして初回の施術は終了しました。
【施術2回目(初回から３日経過)】
初回の施術の次の日は運転中にめまいがほとんど出なかったと喜んでもらえました。
ただ、２日後から前のように運転中にめまいが出るようになってきた。
検査をすると右肩の可動域は100°まで腕が上がり、９０°くらいでしびれは出てこなかった。
前回と同様に体液の循環をよくする施術を行っていく。
そうすると右肩の可動域が120°まで動くようになった。
そして、前回の施術から、なぜ治療後の良くなった状態が維持できないかを説明して施術を終了しました。
【施術3回目(初回から12日経過)】
前回の施術後から今日までの間でめまいは出ていたが、前よりは軽減されたとのこと。
ただ、まだ運転中にめまいが出ているので、不安は残っているとのこと。
検査すると右肩は120°まで動き、しびれがなく前回の治療後の状態を維持できている。
今回はいつもと同じ施術に胃の周りの硬さをとる施術も加える。
その施術を行うと右肩の可動域が140°まで動くようになりました。
このように肩だけの問題ではなく、胃が硬くなることが原因で症状が出ることに驚かれていました。
普段夜ご飯を食べる時間が遅く胃に負担がかかって硬くなってしまい姿勢が猫背になってしまっているので、めまいを改善するためには胃の硬さを取っていくことが必要だと伝える。
【施術４回目(初回から18日経過)】
めまいはほとんど出なくなり、たまにグルグルするが最初に比べてかなり良くなってきて不安がなくなってきた。
お体の状態をみると、まだ胃の硬さが強く出ていて姿勢が悪くなってしまっていたので、胃の硬さが出ないように夜ご飯の量を2割減らしてもらうように食事量を指導しました。
【施術５回目(初回から27日経過)】
運転中のめまいは一度も出ていなく、不安は解消した。
来院された時の症状は改善したとのことでした。
しかし、胃の硬さが残っていて猫背がまだあるので根本的に良くなっているわけではないことをお伝えしました。
本人もめまいは良くなったけど、再発しにくい体を作っていきたいという要望もあり、このまま継続していくことになりました。
<今回の症状のまとめ>
今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さと胃の硬さが原因になっていました。
Tさんは仕事が終わる時間が遅く、寝る1時間前にご飯を食べていたため胃の負担が大きい生活でした。
胃の負担が大きくなると腹筋が硬くなり体が前屈みになっていき、猫背になってしまいます。
猫背になることで循環が悪くなり、めまいが出てしまうのです。
「めまいが薬を飲んでも良くならない・・・」
「めまいがいつ出てくるか不安・・・」
などでお困りの方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください!!
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著作者
大江 祐輔
13歳の時に野球で腰を痛めて整形外科や接骨院で治らなかった痛みが整体を受けて治ったことに心から感動をし、治療家を志す。
治療家を志してからは鍼灸の専門学校を卒業し、鍼灸の国家資格を取得。
国家資格を取得後は接骨院・鍼灸院、カイロプラクティック院での臨床経験を経て現在に至る。
お電話ありがとうございます、
そら整体院でございます。