Nさん　18歳　女性　名古屋市

 

<主訴>

側弯症によって出ている腰痛

 

<症状の経緯>

初めて当院に来院される1週間前から授業中に座っていられない程の腰痛に悩まされていました。

整形外科に行き側弯症と診断され、今出ている腰痛は側弯症が原因だと言われました。

そこでは痛み止めの飲み薬とシップを処方されただけで治療は特になし。

その日から処方された飲み薬を飲み、シップを貼りましたが症状が改善されることはなく、痛みがさらに強くなったと言います。

不安になりインターネットで側弯症を改善する方法を検索していた時に当院のホームページを見て、Nさんと同じ症状の方が改善しているという口コミがあり当院なら今の痛みを改善できると思い来院していただきました。

 

<検査>

腰の可動域をみるために両手を体の前で合わせていただきそのまま左右に回旋していくと左右とも45度で動きが止まってしまう。本来はこの手が真横の90度まで動いてくるのが正常なので腰の動きがかなり悪くなってしまっている。

 

<施術>

 

初回施術

最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。

 

この施術を行うことで腰を回旋する動きが８０度まで回旋するようになりました。

 

体液の循環を良くするだけで、なぜ体の動きが改善するのかを説明をして、ちゃんと体の動きの良い状態を維持することが出来れば今出ている腰痛は改善するという事を伝えて初回の施術は終了しました。

 

【施術2回目(初回から２日経過)】

初回の施術後は、腰痛がかなり改善されて痛みが0ではないが授業も最後まで受ける事が出来たと喜んでいただけました。

 

テスト前で授業を受けれないと成績が落ちるのではないかという不安があったが腰痛が改善して気持ちも楽になったといっていただきました。

 

体の動きを見る検査をすると腰の可動域は60度まで腰が回旋するようになっていて施術前から前回よりも15度腰が回旋するようになっている。

 

前回と同様に体液の循環をよくする施術を行っていく。

 

そうすると80度まで腰が回旋するようになる。

そしてこの体が動くようになった状態を維持できるようになれば今よりも腰痛はもっと改善するという事を伝え2回目の施術を終了しました。

 

 

【施術3回目(初回から7日経過)】

施術して５日くらい腰痛を感じず過ごせたけど、５日後からは腰痛があったとのことでした。

 

検査すると腰は70度まで回旋するようになっている。

 

今回はいつもと同じ循環の施術に足首の関節の硬さを柔らかくする施術も加える。

その施術を行うと腰の可動域が90度まで回旋するようになりました。

 

このように背骨や腰だけの問題ではなく、足首の関節が硬くなることが原因で症状がでることに驚かれていました。

普段からあまり運動をする機会が少ないと足首の関節が固くなってくるため、今後はこういった細かい部分も見ていく必要があると伝える。

 

 

【施術5回目(初回から2６日経過)】

以前のように授業中に腰痛が出るという事はなかったが、長時間歩く機会があり1時間程度歩いていると腰痛があったという事でした。

 

これから学校が長期の休みに入り歩く機会も増えるという事だったのでセルフケアも必要だと思い、足首周りのストレッチを伝えました。

【施術1５回目(初回から１０７日経過)】

１０回目以降からは腰痛はほとんど感じない。

ただテスト前で勉強時間が長くなればたまに腰に痛みまではいかないが違和感があるという事でした。

腰の可動域は80度ほどで正常な可動域は90度まで腰が回旋するので、まだ完全に良くなっているわけではないということをお伝えしました。

 

本人も以前のように腰痛は気にならなくなってきたけど今後、再発しにくい体にしていきたいという要望もありこのまま継続していくことになりました。

 

<今回の症状のまとめ>

今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さと足首の関節の固さが原因で姿勢が崩れて側弯症による痛みが出ていました。

Nさんは学生の為、座っている時間も長く腰には負担も大きい生活でした。

長時間座っている事によって、だんだんと姿勢が崩れてしまい、さらに腰に負担がかかってしまい腰痛が出てしまうのです。

 

「薬を飲んでも側弯症によって出ている痛みが良くならない・・・」

「手術はしたくないが痛みを改善する為には手術しかないと言われている・・・」

などでお困りの方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください!!

 

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側弯症でお悩みの方は是非お気軽にご来店ください。

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著作者

永海　亮

 

柔道整復の学校を卒業し、そら整体院で体の不調で悩まれている患者さんを診ている。

７歳の小学生の子から88歳のお年寄りまで幅広い患者さんと向き合い治療をおこなっている。

そのため自分自身のスキルアップのためにも欠かさず週一回の勉強会に参加し、

一人でも多くの患者さんの悩みを解決できるように技術を高めている。