「めまい、ふらつきの原因」
名古屋市天白区・緑区の皆様こんにちは!
天白区のそら整体院です。 今日は「めまい・ふらつきの原因」についてお話ししますね。 めまいのことを英語では「頭が泳ぐ」と表現することがあります。日本人にもなんとなくニュアンスは伝わりますね。 めまいやふらつきの原因ですが、実にたくさんあり内科にかかる患者さんの症状で一番多いのがめまい・ふらつきなのです。 しかも、めまいを訴える患者さんの5人に1人は原因不明だと言われます。 しかし、いつの間にか治ってしまうことも・大きな病気の前触れであることも・両方ありうるのがめまいです。 ここで、大まかなタイプ別に見てみて下さい。
~真性めまい~ 脳や三半規管の異常が原因になっています。回転性めまいは自分のまわりがグルグルまわるような感じがあり、吐き気やおう吐を伴うのが特徴です。 原因となる病気は、
・メニエール病 ・前庭神経炎(ぜんていしんけいえん) ・良性頭位(りょうせいとうい)めまい ・内耳炎(ないじえん) ・突発性難聴(とっぱつせいなんちょう) ・脳出血(のうしゅっけつ) ・脳梗塞(のうこうそく) など。 他、非回転性めまいですと ・聴神経腫瘍(ちょうしんけいしゅよう) ・小脳腫瘍(しょうのうしゅよう) なども考えられます。 ~平衡失調~ 歩きにくい、身体のバランスが取れない、そういうトラブルが見られるタイプです。 ・脊髄小脳変性症(せきずいしょうのうへんせいしょう) 他にも色々とありますが既出のため割愛させて頂きます。 ~仮性めまい~ 立ちくらみが起こったり、頭から血の気が引いてゆくような感覚がするのが仮性めまいです。 歩くなどの動作には問題がなく、真性めまいや平衡失調と比べて深刻な病気の疑いが少ないです。 ・低血圧 ・高血圧 ・神経調節性失神 ・自律神経失調症 では、ふらつきはどうでしょう。 ふらつきも医学的にはめまいの一種と考えられています。 ・貧血 ・脳梗塞 ・低血圧 ・高血圧 ・メニエール病 などが原因の可能性もあります。 しかし、不安神経症であったりするとふらついたことにより“自分は重症なのではないか”や“もうすぐ死ぬ予兆なのではないだろうか”と考えてしまい、ますます不安になってしまいます。 たいていの医師は「ふらついたことが原因で死ぬ人はいない」と言います。 それよりもむやみに不安になることのほうが深刻だ、と。 病院の検査で何も異常がないなら『普通神経症』もしくは『不安神経症』を疑ったほうがいいですが、不治の病でもなければ難病でもありません。 のんびりと治療すれば大丈夫なのです。
~今日のこぼれ話~ 日本人だけでなく海外にも売れたカップラーメンですが、これは社長のめまいによるものだ、という話はご存じですか? 社長が“機械作業ではカップにうまく乾燥麺が入らない”と悩んでいたのですが、悩みすぎたのか風邪で熱を出してしまいました。 熱がかなり高いようで、布団から立ち上がると地面と天井がさかさまにひっくり返って見えたのだそうです。 “解決策は浮かばないし病気はするし”と落ち込まないのがこの人のすごいところで、景色が上下さかさまに見えるところから“ そうだ、カップに麺を入れるのではなく麺の上にカップをかぶせればいいんだ”というアイディアを思いついたのです。 めまいは不快なものですが、ポジティブに受け止めれば良いこともあるのですね。
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