58歳 男性 会社員 豊明市
主訴:ギックリ腰
概要
来院された当日の朝に、ふとした動作で腰に痛みが出たという事だった。
20年来の腰痛持ちで、ちょくちょくこういう事はあったという事で、いつも通りほっておいたら治っていくと思っていたら、仕事をしていくうちにどんどん酷くなっていき、夕方には座っているのもしんどい状態になってしまったという事だった。
検査
ギックリ腰をしているのもあると思うが、肩の動き、腰の動き、股関節の動きなどを検査で見ていくとどの可動域もほとんど動いていない状態だった。
あとは内臓の硬さを見てみると胃の硬さがかなり出ていて、話を聞くと前日に食べ過ぎたという話は出て来た。
施術
1回目
最初は上向きで寝られる状況ではなかったので、横向きになってもらい骨盤の調整から始めた。
骨盤の調整をすると上向きで寝られたので、その体勢で当院独自の循環の施術を行い、回復力を上げていった。
あとは内臓が硬くなっているので、内臓の硬さを取る内臓施術を行った。
そうするとほとんど動かなかった腰が少しずつ動くようになり、座れるくらいには回復をした。
もちろん痛みが無くなる訳ではなかったが、動作はしやすくなったという事で1回目の施術はここで終了した。
2回目(1日後)
前日に比べると痛みは半分以下になったという事だった。
乗馬が趣味で毎週しているが、今週は難しいが早く乗馬をやれるようになりたいと話してくれた。
順調に回復しているため、施術内容としては1回目と同じ内容で行った。
3回目(4日後)
腰の痛みが残る部分としては、座ってからの立ち上がりで特に車から降りる時が1番痛みとしては残っているという事だったが、他に関してはだいぶ気にならなくなっているとの事。
今度の乗馬には行けそうだと嬉しそうに話してくれた。
今回も今までと同じように内臓と循環をメインとした施術を行った。
4回目(4日後)
少し立ち上がりの痛みは残るが、初めの痛みを10とすると今は1か2くらいというくらいまで回復したとの事だった。
乗馬にも行けたが、その後少し痛みが出たという事だったので、痛み自体はあと数回の施術で無くなるので、まだ無理はしないほうが良いという事を伝えた。
痛みはだいぶ良くなったが、姿勢が凄く猫背なのを治したいとの事で、このまま根本的な姿勢の部分まで良くしていくように施術を続けていきたいと話してくれた。
解説
ギックリ腰と聞くと、重いものを持つ事によりなってしまうというイメージを持たれている方も多いと思います。
確かにそのパターンでギックリ腰になってしまう方もいるのですが、そのパターンより圧倒的に、ふとした動作でギックリ腰になってしまう方の方が多いです。
ふとした動作というのは、例えば下の物を取ろうとした時、風呂でシャワーを取ろうとした時、トイレから立ち上がろうとした時のような日常生活の動作で腰に負担をかけたつもりがない時になったりします。
こういうふとした動作でギックリ腰になる要因としては、内臓疲労が考えられます。
内臓疲労とは、今回の方のように前日食べ過ぎてしまったり、飲み過ぎたりする事により内臓に負担がかかってしまい内臓が硬くなってしまいます。
内臓疲労が出てしまうと人というのは体を丸めるような姿勢になります。
お腹が痛いと体を丸めますよね?ですので、人というのは姿勢を変える事により体を守ろうという反応が起きます。
内臓疲労があると姿勢が悪くなり循環も悪くなるので筋肉の固さも出てしまい、今まで普通にやっていたふとした動作でギックリ腰になってしまう事もあります。
ですので、ギックリ腰の施術と聞くと腰を揉んだりとか腰へのアプローチをしないといけないと思われるかもしれませんが、ギックリ腰の場合は、内臓へのアプローチがとても大切です。
あとはギックリ腰に限らず、慢性的な症状で施術をしているのに良くならないという方も、内臓へのアプローチが必要な場合が多いですね。
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そら整体院の院長の山川です!
ひとりでも多くの患者さんを救っていきたいという思いで施術をおこなっています。
この整体というお仕事は、僕の天職だと思っています!
どこに行っても良くならなかった方や体の不調でお困りの方、お気軽にご相談くださいね!
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そら整体院でございます。