O脚が膝の痛みにつながる? 名古屋市天白区、南区の皆様こんにちは!そら整体院です。 今日はO脚についてのお話をしていきます。 女性の方は特に気になるかもしれませんね! さて、 日本人に多いといわれているO脚は、真っ直ぐ足を揃えても両膝の間があいてしまう状態をいいます。 O脚の人は歩き方を常に意識しないと、重心が左右にぶれやすくなり、足の外側に体重をかけやすくなるため、靴のかかとの外側がすり減ることが多いです。 「もしかして・・・」と思ったらご自身の靴も見てみてくださいね。 さらに、足の外側にかかった体重を中心軸に戻そうとし、膝の内側に必要以上に負担をかけてしまいます。 O脚の人は膝関節を構成する内側の大腿骨下部から脛骨の上部にかけて痛みが出ることが多く、X脚の人はその逆で、外側が痛むといわれています。 O脚はもちろんX脚の人も注意が必要で、足のバランスの悪さだけでなく、長期的に見て膝への負担がかかりやすくなります。
O脚が体に与える影響とは?
人は歩く時にかかとから着地し、足裏へと素早く体重を分散して衝撃を吸収します。 足裏へ伝達する体重が上手く分散されないと、足裏はもちろんのこと、膝や腰へも負担がかかります。 O脚の人は足の外側に体重がかかりやすく、内側へと引き戻す力が必要になり、膝への負担も増します。 何も対策をしないで、継続して負荷をかけ続けることで徐々にO脚は進行し、膝の痛みや足裏のトラブルにつながることもあります。 足裏のトラブルを引き起こすと、患部の痛みのために不自然な歩き方をするようになります。左右にぶれて歩く、足首を捻る、ペタペタと足裏全体を同時に着地させるなど、間違った歩き方を行っていると、体全体のゆがみにつながることもあります。 間違った歩き方では、膝や腰などの筋肉に必要以上の負担をかけるため、通常より体力を消耗します。 疲れやすくなることで、運動を行っても持続しにくく、体力がなかなかつきにくいという悪循環に陥ります。 下肢に必要以上に力が入っていないか、外を歩きながらウインドウ越しにチェックして、正しい姿勢で歩行するよう意識するとよいでしょう。
足のバランスの悪さは加齢により進行しやすくなる 加齢とともに膝軟骨はすり減り、80才を超えると、ほとんどの人が変形性膝関節症になるともいわれています。 男性より女性の方が、筋力が少なくホルモン低下の影響もあるため、女性の方が変形性膝関節症に3倍なりやすいともいわれていますが、まだ解明されていない点も多いです。 また、O脚やX脚は加齢とともに進行し、筋力低下により足のバランスの悪さは進行しやすくなります。 筋肉があると、多少のバランスの悪さも自然に補うことができますが、筋力が低下することでそのサポート力は減少してしまいます。 違和感や痛みが生じると、痛みのために患部をかばう不自然な動作をしてしまいます。 さらに、運動を避けがちになり、より筋力低下を加速させてしまいます。 そのため、筋肉のサポート力が衰え、足のバランスの悪さから痛みを生じさせる繰り返しとなり、痛みからなかなか抜け出せなくなってしまいます。 運動習慣がないと、血流も悪くなり老廃物も滞りやすくなるため、体の他の部分へも悪影響を及ぼしかねません。 そのような悪循環を避けるためにも、普段から筋力をつけることを心がけ、新陳代謝を促し、体を若々しく保つよう心がけましょう。
O脚に効果のあるエクササイズ
ウォーキングで筋力をつけるとよいとはいえ、正しい歩き方ができないと、かえって膝や腰の痛みにつながることもあります。 まずは運動で筋力をつけることに加えて、O脚対策エクササイズを行い、部分的に筋力を強化していく方法をお伝えいたします! O脚は膝の間があき、太腿内側の筋力が低下しやすいため、太腿の内側の筋力を向上させるとともに、インナーマッスルを意識して、正しい姿勢に導くエクササイズを行ってみましょう。 1、骨盤から背骨を正して、椅子に座ります。 2、両足を揃えて膝の間にクッションを挟みます。 3、太腿内側の力を使ってクッションを挟み5秒ほど止め、10セットほど行うとよいでしょう。 簡単にできますが続けていると意外と大変な運動です。 万が一痛みが出るときは無理をせず中断し、専門家に診てもらうことをおすすめします。 もちろん当院でも診させていただきますので、いつでもご連絡くださいね。
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