天白区　頭痛～耳鳴りの原因とは？

内耳という耳の中に異常があり、それを知らせるために耳鳴りがおきることもあります。 「これってもしかしたら内耳ってやつ？」と、気になったら、自宅で、体の平衡感覚を確かめてみるとよいでしょう。 やり方 1、紙に特定の漢字などのを書きます。 2、目を閉じた状態で同じ字を書きます。 3、目を開けて書いたものから、ずれた方向を確かめます。 その他にも、目を閉じた状態で50回ほど足ふみをしてもとの位置からずれた方向を確かめるという方法も有効です。 どちらの方法でも、耳の異常があれば、問題がある方へ傾くことで判断できます。 周囲に危険のない場所で確かめ、もとの場所から大幅に移動するようであれば、診察を受けると安心でしょう。

耳鳴りの原因とは

ライブ会場やヘッドホンの大きな音楽は実は耳には悪いもの。   実際に耳鳴りや聴力低下に悩むミュージシャンもいるように、大きな音は難聴の原因にもなります。   また、騒音は近隣トラブルの原因にもなることで知られており、人に不快を与える公害ともなりかねません。 ただ、音に対する受け止め方は人それぞれで、犬の吠える声が気になって仕方がない人もいれば、全く気にならない人もいることも確か。   中には、大きな音の方が心地よく感じる人もいるかもしれません。 とはいえ、必要以上に大きな音楽をかけることは内耳に負担をかけ、耳鳴りの原因にもなることも理解し、聴力の低下の原因になることも知っておきましょう。 一方で、耳鳴りや吐き気、めまいをともなうメニエール病や突発性難聴などの、内耳の病気についても知っておくことも大切ですね。   中でも、めまいの半数以上を占めているといわれているメニエール病は、受診が遅れると聴力の低下も招く恐れもあります。   回転性のめまいを日に何度も発症することもあれば、間隔があくなど、めまいの頻度は人それぞれですが、症状の軽いうちに、早期治療することで聴力の低下を防ぐことが何よりも重要でしょう。 メニエール病はストレスが原因ともいわれていますが、発症するメカニズムがまだまだ解明されていない点も多いです。 投薬治療や手術で改善するケースも多く、回転性のめまいや耳鳴り、聴力障害などの症状があれば、早めに診察を受けたいものです。

日常生活で予防できること

内耳の異常はめまいや頭痛など、さまざまな症状を引き起こす原因にもなります。   症状がつらく、「このまま一生治らないかも」などと、ネガティブな思いを抱えていると、ストレスになり、症状を悪化させることにもつながります。   過剰なストレスはめまいはもちろんのこと頭痛の原因にもなりかねません。   ストレス過多となり、常に緊張した状態になると動脈硬化の原因にもなり、内耳周辺の血管の血流を悪くしてしまいます。 症状にとらわれすぎずに、楽観的に考えることも必要なのかもしれませんね。 一般的に体によいとされることは、耳にも良い影響を与えるとされています。   ストレスを溜めこまない生活習慣はもちろんのこと、喫煙を控え、健康的な食事を心がけること、そして、適度な運動をし、睡眠を良くとることが重要とされています。 ちょっと耳が痛い人もいるかもしれませんが（笑）   また、飛行機や新幹線などのスピードが速い乗り物に乗った時も、内耳に負担をかけてしまいます。中でも、飛行機は加速度や気圧の変化に注意したほうがいいですね。 飛行機に乗った時は、内耳に異常を感じる前にアメやガムなどで耳の通りをよくしておくことが、飛行機から降りたときのめまいはもちろん、耳鳴りを防ぐためにも重要です。   また、高齢者に多いといわれる加齢性難聴は、高血圧、糖尿病、認知症など、他の病にも注意しておきましょう。 認知症を患うと、耳の掃除を怠りやすくなり、聴力の低下の原因にもなります。 耳をきれいにすることで、聞こえがよくなることはもちろんのこと、周囲の刺激が入り、認知機能改善効果も期待できるといわれています。   一方で、耳掃除のし過ぎも考え物。   特に日本人は耳掃除が好きで、耳かきエステがあるほどですね。 耳かきのし過ぎで汚れを取るどころか逆に押し込んでしまうなど、傷つけてしまうこともあります。 耳の奥まで掃除しすぎず、お風呂上りに耳のふちや、指が届く範囲の掃除に留め、気になる時は耳鼻科で見てもらうことがよいという考え方もあります。 歯医者の定期検診と同様に、年1回ほど耳鼻科で検診し、内耳の病気予防に努めるというのもよいのではないでしょうか？ ちょっと専門用語が多くなりましたが、耳は頭痛やめまいと大きな関係をもちます。 あまり我慢しすぎずに、しんどい時は専門家に相談しましょう。

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