腰痛と脊柱側彎症の関係
こんにちは!今日は先日側弯症の患者様が来られた事もあり、側弯症についてのお話をしますね。
側弯症とはいわゆる「背骨があきらかに曲がってしまった状態」の事を言うのですが、
骨そのものは本来、何らかの病気や異常がなければ正常に発育していくもので、少し猫背になったからといって背骨が彎曲するほど人間の体は弱くできていません。
子供のころゲームばかりしていると、大人になって骨が曲がってしまうほど姿勢が悪くなってしまうとは一概にいえないようです。
一方、脊柱自体が彎曲し、変形する病気もあります。
後ろから見ると非対称で、お辞儀をした時にどちらか一方の肩が上がって見えるなどする脊柱側彎症もその中の一つ。
骨が発達する前に発症し、親や学校の健康診断で気付くケースが多い中、子供のころに太り気味の体型だった場合、背骨の彎曲は目立たず、軽度の脊柱の変形は見過ごされてしまうこともあります。
脊柱側彎症とは 脊柱の変形で最も多い側彎のほか、前に彎曲する前彎や猫背になる後彎症があります。
ただ、骨そのものの異常で猫背になる例は少なく、姿勢が悪くなる原因の多くは、筋肉の問題と、骨のゆがみと捻じれといわれています。
背骨のゆがみと脊柱側弯症
日ごろ運動習慣がなく筋肉量が少ないことや、生活習慣の癖などから筋肉のつきかたに左右差が出て,ゆがみが更に生じたために曲がって見えることが多いです。
椎体の捻じれもはいりますね。
また、骨の発育途中で背骨に何らかの障害が起きると、正常に伸びず彎曲することもある一方、成長した背骨で同じような障害を加えてもさほど影響はないといわれています。
子供の頃の骨は柔らかくできているので、けっこうゆがみやすいはゆがみやすいです。
脊柱側弯症の原因として生まれつき背骨の一部に何らかの異常があることもありますが、背骨や筋肉、神経にも異常がないのに骨の並びだけが変形してしまう原因不明の脊柱側彎症が最も多いといわれています。
脊柱側彎症成長期に症状が悪化し、骨の成長が完了するとともに骨の彎曲の進行が止まることが一般的です。
大人になって気づく脊柱側彎症も 10代中ごろに骨の発育が完了しても、その後身長が伸びるなどの体の変化を経て、
歳とともに筋力が衰えると、骨と骨の間にある椎間板のすり減りと生活習慣、ストレスにより、体全体のバランスが変化します。
生まれつき骨の異常がある場合や、原因不明の脊柱側彎症でも必ずしも重症になるとは限らず、目視ではわかりにくいこともあります。
しかし、子供のころにレントゲンで背骨のチェックをする機会は少なく、学校や自治体で生徒全員の背骨のレントゲン費用を賄うことは難しいのが現状です。
子供のころに軽度の脊柱側彎症を見過ごしてしまうケースもあるのです。
脊柱側彎症に気付かず、本来行うべき治療や対処をせずに長年過ごし、大人になって腰痛など、何らかの異常が出てレントゲン検査を行った時にはじめて知ることもあります。
脊柱側彎症の症状 本来正常な人の脊柱は後ろからみると真っ直ぐで、
横から見ると頸椎部の前彎にはじまり、胸椎部の後彎、そして腰椎部の前彎といった自然なS字カーブをしています。
脊柱側彎症の場合後ろから見た脊柱が真っ直ぐではなく、カーブした状態に見えます。
見た目や体の傾きだけでなはく、背中の痛みや腰痛を引き起こし、変形が進むと心臓や呼吸器障害を引き起こすこともあります。
また、側彎の角度が40度以下の場合は骨の発育が完了すると進行は止まり、側彎の角度が60度以上になると大人になってからも進行が進むリスクが高くなるといわれており、
進行を少しでも遅らせるためには早期に発見して適切な治療や対処法をおこなうこと。
専門家のアドバイスを受けながら、自宅でできるストレッチで背骨にかかるストレスを軽減していきましょう。
脊柱側彎症の症状緩和とストレッチ 背骨の変形は、定期的に背骨のレントゲンを撮り、医師とともに経過観察を行うことが重要です。
専門の機関を受診するときは、脊柱側彎症の知識がある医師を探し、長い目で見て継続した治療ができる場所を探しましょう。
また、マッサージや背骨を伸ばす効果のあるストレッチで曲がった方の筋肉を伸ばし、矯正する効果が期待できます。
背中の筋肉を柔軟にし、筋力をつけることで、背骨にかかるストレスを軽減し、腰痛などの症状の緩和にも有効です。
側弯症のケースだとピンポイントで椎体の矯正をおこなうより、周りの関節の柔軟性と体全体のバランスを整えたほうが効果的なケースもあります。
あまり我流でなんとかしようとするのはやめたほうがいいですよ。
腰痛、肩こり、頭痛、交通事故でお悩みの方はいつでもご相談くださいね。
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