腰痛 脊柱管狭窄症
こんにちは!
そら整体院の尾形です。
今日は腰痛のタイプで「脊柱管狭窄症」というものの説明をしていきますね。
脊柱管狭窄症の症状の中でも、歩行障害が生じることを間欠性跛行といい、
特徴としては少し歩くだけで疲れ、少し休むとまた歩けるようになり、しびれなどがあっても、しばらくすると症状は消えます。
ただし、歩くこともままならないようになると、友人と一緒に趣味や旅行を楽しむ時も人についていけず、自分のペースに合わせてしまい迷惑をかけてしまうことにもなりかねませんね。
症状のせいで外に出づらくなると、より筋力が衰え、症状を進行させてしまいます。
一方、坐骨神経痛の症状も下肢のしびれやおしりの痛みといわれており、脊柱管狭窄症を坐骨神経痛と思い込み、治療を遅らせてしまうケースもあります。
脊柱管狭窄症は年を取ったら仕方ないこと、で済まさずに、正しい知識のある専門家のもとで、レントゲンやMRIをとり、
どのような治療を受けたいのか明確にすることで、改善につなげるといいですね。
脊柱管狭窄症の治療 脊柱管狭窄症は椎間板ヘルニアと同様に手術をしない、いわゆる保存療法によって改善するケースも多く、
正しい治療で原因を紐解いていくと、今までの悩みが改善するかもしれません。 ・
痛みを和らげる投薬治療 ・温熱治療 ・電気治療 ・コルセットなどの装具 ・ストレッチなどの運動療法
その他にも、痛みがひどい場合は麻酔薬や鎮痛薬を注射する神経ブロックという治療もあり神経根障害にはききますが、馬尾の障害にはききにくいなど、症状により差があります。
一方、椎間板ヘルニアと同様に排尿や排便障害が出るなどの重症の場合は、保存療法を待たずに手術をすすめられる場合があります。
ただ、日常生活に支障があり、手術を選択したとしても、必ず改善するとは限りません。
手術で一度改善しても、日常生活の改善を行わなければ、また再発する可能性もあることを理解しておきましょう。
また、手術をしない、いわゆる保存療法を行ってなかなか改善しなかったとしても、
手術を選択せず、別の専門家のもとで保存療法を再スタートすると症状が緩和したというケースもあります。
例えば保存療法の中の運動療法といえども多くの種類があります。
自分に合った方法を見極めることと、筋肉を固まったままにしないストレッチを行うことで、血行を良くして、神経への圧迫を和らげることもできます。
腰痛は年齢のせいとはいいきれない今、正しい腰痛の知識を持ち、自分に合った施術を施す専門家とともに治療を相談しながら行うことが、根本から治すための第一歩といえるでしょう。
脊柱管狭窄症予防ストレッチ 椎間板ヘルニアや腰痛同様、ストレッチは健康なうちに行い、既に何らかの異常や痛みがある場合は専門家に相談することが先決です。
脊柱管狭窄症は腰や骨盤周りの筋肉がこわばった状態になり、筋力も低下しています。
そこで、表面の筋肉だけでなく、目では見えない体の奥の深層筋からしっかりほぐしていき、体に負担をかけすぎない運動を始めるとよいでしょう。
では運動の方法をお伝えしますね。
1、仰向けに寝た状態で、腰が床から浮いている部分を埋めるように、タオルを巻いたものをはさみます。
2、両手の指を交差して手のひらを返し、両腕を頭上に上げ、伸びをします。下腹部は床に沈めるように力を入れ、少し肘を曲げて胸を開きます。
3、息を吸って、吐いて、5呼吸ほど行います。肩は上がらないように引きおろし、腹筋と肩甲骨を意識して伸ばし、腰に力が入っていないか確かめながら行いましょう。
できれば、筋肉の癒着を防ぐためにも、1日数回に分けて行うと良いでしょう。
そして、体に負担が軽い運動を行うには、水中でのウォーキングがお勧めです。
足腰が弱っていてウォーキングをする自信がないという人も、浮力の力を借りると、負担なく行うことができます。
ただ、はじめから頑張りすぎは禁物です。
水の抵抗で足を思うように運べず、すぐに疲れてしまう場合は、たくさん進もうとせず、はじめはその場足ふみから行ってみるといいですよ。
また、足だけで進もうとせず、手で水をかき分けながら一歩一歩踏みしめていくこと。
そして、長時間頑張らずに自分のペースで行い、運動の前後に軽いストレッチを取り入れて、体をほぐしていきましょう。
また、水中から上がった後は体を冷やさないようにすることも重要です。体が冷えると筋肉もこわばり、動きが悪くなるため、急激に体を冷やす飲み物は避けた方がよいです。
頑張りすぎてしまう人は曜日や時間をあらかじめ決めておき、やりすぎないようにしましょう。
このように今日は腰痛の中でも脊柱管狭窄症の運動療法についてご説明しました。
もしあなたやあなたの周りで腰痛で苦しんでいる、いろんな施術を行ったけどダメだった・・・
というような方がおられましたらいつでもご相談くださいね!
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