女性特有の頭痛

女性特有のPMSによる頭痛

【頭痛】頭痛に悩むビジネススーツの女性(アップ)

PMSってなに?と思った方もいるかもしれませんが、

いわゆる「月経前症候群」というものですね。

 

生理2週間ぐらい前になると体や精神的に様々な不調が出てくることです。

生理になると体調が悪くなり、PMSの症状が重くなると、日常生活に影響がでることもあります。当然頭痛もでますね。

 

たかが生理痛くらいで会社を休めないと、辛い思いをしながら出かける人もいるのではないでしょうか?

 

症状に悩まされながらも、PMSの自覚がなく過ごしていると、周囲に理解が得られず、情緒不安定で体調が悪くなりやすい人と勘違いされてしまうことも。

 

PMSを正しく理解し、周囲にも自分の体調を伝えることで、症状が出始めても慌てることなく、今の自分を受け止めることができるのではないでしょうか。

 

PMSとは?

 

生理の前にイライラし、情緒不安定になるなど、精神的なものから、頭痛や腹痛など、体に異変があることをPMS(月経前症候群)といいます。

 

女性の7割はPMSの症状を経験しているといわれており、頭痛や腹痛など、体へあらわれる症状は複数あります。

 

・吐き気

・めまい

・むくみ

・胸のハリ

・肌荒れ

・過食または拒食ぎみになる

・便秘や下痢など消化器系の障害

・関節痛

・眠気

・疲れやすくなる

 

また、精神的にも様々な影響があり、中にはちょっとしたことで人とトラブルを起こしてしまうこともあります。

 

普段自分では考えてもみない行動をおこしてしまい、周りに迷惑をかけたり、犯罪に巻き込まれるケースもあるのです。

 

PMSの症状がではじめたら重大な決断や大きな買い物をしないように、セーブしておきたいもの。

 

何らかのトラブルがあっても落ち込み過ぎないよう、PMSの症状と割り切って、上手く切り抜ける方法をみつけたいものです。

 

PMSになりやすい生活習慣

 

同じ女性でも、PMSによる頭痛の経験がほとんどない、生理痛とは無縁という人もいます。

その違いはどこにあるのでしょうか?

 

PMSによる片頭痛になりやすい生活習慣をチェックしてみましょう。

 

・朝食を抜くなど、不規則な食事をしている

・長時間同じ姿勢でいることが多い

・休み返上で休日出勤も引き受ける

・趣味や休みの日にやりたいことがない、または予定が多すぎる

・いつも時間に追われている

・運動不足

・外食が多いまたは好き嫌いが多い

女性は仕事や家庭との両立、さらに親の介護なども重なると、時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。

時間に追われてしまうと、食事にも気を遣う暇がなく、運動はもちろんのこと趣味の時間も削り、自分を振り返る時間がとれなくなります。

1人でいられる時間を有効活用してスポーツクラブやカルチャーセンターに通い、家族が寝ている時間にアロママッサージをするなど、気分転換するのもよいのではないでしょうか。

 

PMSによる頭痛対策

 

複数の症状に悩まされることもあれば、症状が軽い月もあるなど、人によって症状は異なります。

日常生活に支障がでる前に対策しておきたいものです。

 

まずは自分に合ったストレス解消法を見つけること。そして、家事や育児をしながらできるストレッチやエクササイズで、筋力をつけて基礎代謝をあげること。

 

軽い運動で筋力がつくと、血液の流れがよくなり、痩せやすい体質にもなります。

 

また、無理なダイエットはもちろんのこと、血糖値の急降下を防ぎ、栄養のバランスが取れた食事を心がけるとよいでしょう。

 

体の中によいエネルギーを取り込み、調子を整えたいものです。

 

また、もともと片頭痛がある人は、ホルモンバランスの乱れとPMSの症状が引き金となり、生理中に頭痛がひどくなるケースがあります。

 

自己判断で薬の増減をしないよう、医師の診断のもと、生理時に薬を変える必要もあります。

PMSの症状を抑える薬は症状が軽いうちに飲むとより効果がありますが、症状が重くなると効きにくくなることもあります。

 

婦人科というとためらう人も多いかもしれませんが、ずっとつらい症状をかかえて不安に過ごすより、一歩踏み出して、早期に治療をし、生活を見直していきましょう。

 

症状が重くなると他の症状も引き起こすことがあるので、長引かせず、1日でも早く健康な状態を目指しましょう。

 

頭痛でお悩みでしたらいつでもご相談くださいね。

 

名古屋市天白区 そら整体院    052-853-9062