頭痛の原因となるものを前回あげていきましたが、今日はさらにあげていきますね。
まず・・・
女性ホルモンの低下
女性は男性の3倍以上頭痛に悩まされており、そのずつうの原因は女性ホルモンが関わっています。
中には生理がはじまるころに片頭痛がはじまり、長年悩まされるケースもあります。
女性ホルモンは痛みを緩和する役目があり、生理中は女性ホルモンが低下します。
妊娠中に片頭痛が良くなったと感じる人が多いのは、出産に向けて女性ホルモンが増加したことにより、痛みを和らげる信号が脳へ送られたことによっておこるんですね。
一方、妊娠中に改善した片頭痛は、出産後に再発することも多いといわれています。
出産後は産前の体に戻るため、女性ホルモンが低下し、痛みを脳へ伝えてしまうことが原因といわれています。
さらに更年期になると女性ホルモンのバランスが大きく崩れることもあり、閉経するまで女性ホルモンとは上手く付き合っていく必要がありそうです。
合わない枕、マットレス
毎日使っている枕やマットレスの使い心地はいかがでしょうか?
使い始めと比べて弾力性がなくなり、ダメージが目立つようになっていませんか?
枕の耐久期間は1年から5年と素材によってばらつきはありますが、寝心地が悪くなり始めたら、新しく買い替えを検討した方がよいといわれています。
合わない枕を使用していると、慢性的な腰痛や肩こり、頭痛の原因にもなりかねません。
枕は睡眠時にストレスのない寝返りをするために重要な寝具。
時に枕を使用しないという人もいるようですが、人が合っている方法が自分に合っているとは限りません。
自分に合った環境を探り、整えることが重要です。
良質な睡眠とは、心身ともにリラックスして、日常生活の雑多から解放されるもの。
合わない枕を使用していると、寝返りがしにくいのはもちろんのこと、頸椎や肩周りの筋肉にストレスをかけてしまい、頭痛の原因となります。
イベントや映画館で見上げる動作を継続した時に首が疲れてしまい、頭痛がしてきた経験はありませんか?
低すぎる枕では、常に上を向いている姿勢を就寝時も継続してしまいます。
一方、高すぎる枕では通常の姿勢で考えると、読書やスマートフォン操作時のような、常に下を向いている状態といえます。
首の前の筋肉が収縮すると、首の後ろの筋肉がのびてしまい、本来休むべき就寝時も常に引っ張られた姿勢を続けてしまいます。これも頭痛の原因となります。
首の筋肉や頸椎だけの問題ではなく、ストレスとして背骨へも伝達され、体全体に影響を与えてしまいます。これも頭痛の原因となります。
ベットや布団に横になってもリラックスできない姿勢では、睡眠時に体の力が抜けきれずに、睡眠の質の低下につながります。
生活習慣
MRIなどの画像診断で慢性的な頭痛の原因を特定することは難しく、医学的に解明されていない点もある一方、生活習慣の中に頭痛を悪化させる要因、原因が潜んでいることもあります。
飲み過ぎると翌朝すっきり目覚めることができず、1日中調子が悪くなった経験はありませんか?
二日酔いは、飲酒によって逆に体が脱水状態になり、体内のバランスが崩れてしまうことが原因といわれています。
また、片頭痛の症状がある人は飲酒により症状が悪化することもありますね。
アルコールによって脳の血管に影響をあたえてしまう物質が増加し、慢性的な頭痛がない人でも頭痛を引き起こすこともあります。
一方、休日の寝すぎで片頭痛がひどくなることがある人は生活習慣を見直してみましょう。
いくら寝てもすっきりしない、だるさが抜けない、休日になると片頭痛がひどくなる人の多くは、ゆっくり昼まで休んでいる人も多いようです。
実は休みすぎても頭痛の原因になるんですね。
寝すぎによる頭痛は自律神経の乱れが原因のひとつ。
休日も頑張りすぎない程度に活動するほうが慢性頭痛にはよいといわれています。
睡眠時間は人それぞれ。
4時間で足りる人もいれば6時間寝ないと昼間に眠くなってしまう人も。自分のベストな睡眠時間を知り、ベストから長くても30分から1時間程度にとどめておくと良いでしょう。
逆に寝不足気味の人は、ストレス解消法としての昼寝を30分以内で行うとよいでしょう。
慢性的な頭痛の症状を緩和するには、夜の睡眠の質を下げない程度の昼寝をするとよいといわれています。
睡眠不足は片頭痛を引き起こす引き金にもなるため、タイマーをセットするなどし、寝すごさないように休めるといいですね。
このように頭痛の原因となるものはとても多数にわたって存在します。
そしてなかなか頭痛の原因がわからず、とても苦しんでいる方も多くいらっしゃいます。
もしあなたが
「なにをやっても頭痛が改善しない・・・」
とお悩みでしたら、お1人で悩まずに是非一度相談してください。
お電話ありがとうございます、
そら整体院でございます。