ぎっくり腰の原因とは?
すでに腰痛のある人はもちろんのこと、腰痛になったことがない人も他人ごとではないぎっくり腰。
何の前ぶれもなく急に訪れることもあれば、体をねじるなど急に動くことで発症する場合もあり、痛みは魔女の一撃といわれているほどの激痛があり、ひどい人はその場で動けなくなってしまうこともあります。
発症から完全に回復するまで、長くて3週間ほどかかり、2~3日は動けず寝込んでしまう人もいるほどです。
ぎっくり腰にならないためには?
日常生活の中で腰に負担がかかる動作をしないよう、腰にやさしい動作を心がけることで、ぎっくり腰を発症するリスクを減らしたいものです。
膝を伸ばして、立った状態のまま床に落ちているものを拾うなど、腰へ負担がかかる動作をしていませんか?
洗濯物を干す時も、洗濯かごを高く設定し、高い位置へ洗濯物を干す際に腰への負担を軽くする工夫をすると良いでしょう。
また、重たいものを持ち上げる時は十分注意して、勢いで持ち上げないようにする。片足を前に出し、膝を十分曲げ、膝を伸ばしながら持ち上げ、腰の負担を軽くする工夫をしましょう。
ぎっくり腰を起こしにくい座り方 普段意識せず椅子に座っている時の姿勢も、腰に負担をかけていることがあります。普段の様子をあらためてチェックして、正しい座り方を心がけましょう。
腰痛になりにくくするために気をつける動作
・椅子に深く腰掛け骨盤をまっすぐ整える
・膝や股関節を十分曲げる
・猫背やそり越しにならないように、姿勢をまっすぐにする
どうしても背筋が伸びない場合は物に頼るという方法もあります。背中にクッションをあて、骨盤がまっすぐになるように座布団を入れて調節するなど、座った状態で腰に負担がかからない状態を丁寧に確認してみましょう。
少し面倒な作業かもしれませんが、枕の高さがあっていないと良く眠れないのと同様に、椅子の座り方ひとつで腰への負担をかけ、日常生活に支障をきたすほどのストレスとなる場合もあります。
座っている姿は自分では確認しにくいもの。家族と一緒に時間をかけて座っている姿勢を直しながら、コミュニケーションをとる機会を作ってみてはいかがでしょうか?
痛みがある時の生活 ぎっくり腰になった人は、慢性的な腰痛があり、これ以上腰痛がひどくなると、ぎっくり腰になるかもしれないという感覚があるのではないでしょうか。
そんな時には、より腰に負担がかからない動作を心がける必要があります。
・ゆっくりとした動作を心がける
・手をついてくしゃみをする
・布団から起きる時は四つん這いになってから片足を前に出し、背中をなるべく伸ばす
・ベットから起きる場合は、足をベットの外に出して、腕で上体を起こすようにする
・左右均等に物を持つようにし、リュックサックを使用する
・椅子から立ち上がる時は片足を後ろに引くようにし、両足を揃えた状態で立ち上がらないようにする
できるだけ物につかまるなどして、腰への負担を軽くすることが重要ですが、軽いテーブルや収納などに手をつくとぐらついて転倒する恐れもある為、手すりや杖を使うことも検討すると良いでしょう。
繰り返すぎっくり腰 また、ぎっくり腰は繰り返し発症しやすく、1度発症した人のうち半数以上が2年以内に再発するといわれており、癖になりやすく、ある日突然発症する恐怖におびえながら生活をすることになります。
そもそもぎっくり腰が繰り返しやすいのは、生活習慣を改善せずに安静にしすぎるというところにもあるようです。
良い病院に通っても、自分で生活習慣を改めなければなかなか改善しないもの。
腰に負担をかける生活習慣を改め、猫背になりやすい人は骨盤が後傾しない座り方を工夫して行うことが大事です。
また、腰回りを安静にしすぎると筋肉が固まってしまいます。背筋を伸ばし、背骨から骨盤が真っ直ぐになった状態で、腰回りをゆるやかに回旋するストレッチを行い、筋肉のハリやコリをほぐしてあげましょう。
腰痛、ぎっくり腰でお悩みの方はいつでもご相談くださいね。
お電話ありがとうございます、
そら整体院でございます。