《症例報告》重度の座骨神経痛が6回の施術で改善した症例

73歳  男性 T.Tさん  名古屋市 緑区在住

 主訴:坐骨神経痛

 

概要

3か月前に坐骨神経痛を発症。

痛みがあるため歩くのが困難な状態、以前も坐骨神経痛がでたことがあるが、その際は何もしなくても痛みがなくなったとのことだが、今回の坐骨神経痛は徐々に痛みが強くなっている。

仕事柄車に乗ったり、歩いたりすることが多く車に乗ったり降りたりするのが特に苦痛だと言う。

仕事のやる気も痛みがあるためでず、早く痛みを取って仕事に影響がないようにしたい。

 

検査

左股関節の動きに比べて右股関節の動きが悪い。

お尻周りの筋肉の緊張も右側に坐骨神経痛が出ているため右のお尻が固い。

足首の動きも悪く、特に右の足首の動きがかなり悪い。

 

施術

初回ヒアリングと検査の結果

坐骨神経痛の原因となっているのが

体液の循環の悪さ。

足首の固さ。

股関節の固さ。

 

体液の循環が悪くなることで体全体の筋膜が固くなっている。

そのため特に坐骨神経痛がでている右側のお尻周りの筋膜が固い。

股関節は検査中に痛みがでることはないが、股関節の動きが通常125°まで曲がるところが90°近くで止まってしまっている。

足首の動きも右側に強く坐骨神経痛がでているため、右側に体重がかかり右の足首が固くなっている。

 

まずは全身の筋膜が固くなっているため循環の治療をおこなう。

循環の治療をおこなうことにより体全体の筋膜がゆるみ、右のお尻周りの筋膜の固さが改善してくる。

 

次に右側の股関節の動きをだす。

右の股関節の動きは、お尻周りの筋膜やお尻周りからでる坐骨神経痛と関わっている。

そのため股関節の動きが悪くなるだけでお尻周りの筋膜が固くなってしまい、坐骨神経痛の痛みが出てきてしまう。

 

治療を入れると、股関節が治療前は90°で止まっていたが100°まで曲がった。

循環の治療、股関節の治療を入れ来院したときよりもお尻周りの筋膜の固さが軽減した。

このいい状態をキープしていくために水を2リットル飲むように伝えた。

水を飲むことにより体の動きや循環が悪くなることを防げる。

 

 2回目「3日後」

症状としてはあまり変わらず右のお尻周りから坐骨神経痛がある。

だが、両方の股関節の動きは前回治療を入れてから100°まで曲がった動きはキープできている状態。

お尻周りの筋膜の固さも前回よりはゆるみがでてきている。

それでも、まだ1~2分歩いたり車に乗り降りする際に痛みがでてきてしまう。

痛みがでているが股関節の動きの状態がキープできているため、もう一度循環の治療と股関節の治療を行っていく。

 

3回目「5日後」

坐骨神経痛の痛みがひいてきている。

それでも1~2分の歩行で少し休憩してまた歩きだす状態。

それでも前回よりも歩いていても痛みが出ることが少なくなっている。

お水をしっかり飲まれているかの確認をするとT.Tさんも2リットルは頑張ってとっているとのことだったので、この良い状態をキープができている。

治療としては股関節の治療、循環の治療をおこなう。

股関節の動きは右も左も治療後は110°までは曲がっるようになった。

股関節の動きはお尻周りの筋膜の固さと関係している。そのため股関節の動きがキープできていることもあり、お尻周りの筋膜の固さも治療前からゆるんでいる。

 

4回目「3日後」

坐骨神経痛の痛みは歩いているとまだでているが、1~2分歩いて休憩をしていたのだが5分ほど歩いていても前ほど痛みが感じにくい状態になっている。

T.Tさん自身も痛みが前ほど感じにくくなっていることもあり少し仕事のモチベーションが戻ってきているとおっしゃっている。

 

治療としては股関節の治療、循環の治療、今回から足首の治療も入れていく。

足首は腰痛、坐骨神経痛と関わってくる。

T.Tさんの場合坐骨神経痛が右側にでていることもあり、痛みがある右の足首にふたんがかかってくる。

この足首の固さをとることにより重心が右側に傾かなくなり、しっかりと足の踏ん張りがきくようになり坐骨神経痛の痛みが良くなり歩きやすさがでてくる。

さらに足首の固さは股間節の動きと関わってくる。

足首の固さがあるだけで足全体の筋膜が固くなる。

そうすると股関節周りの筋膜も固くなってしまい股関節の動きが悪くなる。

股関節の筋膜の固さがでないようにするためにも足首の固さをしっかりととる必要がある。

 

5日目「4日後」

足首の治療をいれてから前回よりも痛みが感じにくくなっている。

車の乗り降りで痛みがかなりでていたが、痛みが弱くなっている。

それでも素早い乗り降りは痛みがでてしまうこともあるため、T・Tさんには痛みは引いてきているがゆっくり乗り降りするように伝えました。

今回も治療として股関節、循環、足首の固さをとっていく。

股関節は治療を入れると110°曲がっている。

治療前からも100°股関節の動きがキープ出来ている。

そのためお尻周りの筋膜は治療を入れる前からゆるんでいる。

股関節の動きはお尻周りの筋膜と関係があり、股関節の動きが悪くなるだけでお尻周りの筋膜が固くなってしまい坐骨神経痛がまた強くなってしまうことがある。

そのため股関節の動きもさらに良くしていく。

足首の動きは前回の治療からは状態がキープできているがまだ左の足首に固さがあるため今回も足首の動きをだす。

 

6日目「3日後」

痛みがかなり減っている。

歩いていても10分ほどは休憩なしで歩けている。

車の乗り降りはゆっくり行うと痛みがでないところまで状態が良くなっている。

股関節の動きも治療前から前回は100°までしか行かなかったが、110°はしっかり曲がっている。

足首の固さを見ると右の足首の動きもキープできている。

足首の動きがキープできていることあり足全体の筋膜がゆるんでいる、そのため股関節の動きも治療前から110°まで動きがでている。

動きがキープ出来ているため坐骨神経痛が良くなっている。

もう一度股関節、循環、足首の治療を行っていく。

足首の固さをしっかりだすことにより股関節の固さもよくなっていく。

股関節の固さが良くなるとお尻周りの筋膜のゆるみもでる。

結果として坐骨神経痛の痛みが少しずつひいてきている。

このように足首、股関節の動きをだすことにより痛みもしっかりなくなりもう一度仕事へのモチベーションが高まり仕事に集中できるようになると伝えました。

 

まとめ

もともと仕事柄歩いたり、車に乗ったり降りたりすることが多いT・Tさん

坐骨神経痛をしっかりと治して同じ痛みがでてこないようにしたいと来院された。

股関節の固さがあり、そのせいでお尻周りの筋膜が固くなってしまい神経を強く圧迫して痛みがでていたが、股関節の固さをしっかりとっていくと少しずつ痛みが良くなっていった。

また右側に痛みがでていることもあり、左に重心が傾き左の足首の固さもでていたが、足首の固さをとっていくとさらに足の筋膜がゆるみ股関節の動きがよくなり痛みが軽減した。

そうやって股関節、足首の固さが取れていくにつれてお尻周りの筋膜もゆるみ、最終的に坐骨神経痛の痛みがなくなる。

 

だんだんお体がゆくにつれて仕事へのモチベーションが上がっている。

T.Tさん自身も少しずつ良くなるにつれてウォーキングもおこない良い状態を維持しようと努めている。

 

仕事にも痛みなくやりたいとの夢を実現するためにも今なら初回限定63%OFFの3,000円坐骨神経痛の施術を行っておりますので、坐骨神経痛でお悩みの方は是非お気軽にご来店ください。

坐骨神経痛の施術

全力でサポートさせてください。