こんにちは!
名古屋市天白区のそら整体院の宮田です!!
今回も引き続き、脊柱管狭窄症のお話です。
さて、前回、マッサージやウォーキングが脊柱管狭窄症の改善には良いという記事を書きましたが、実は、それだけでなく、生活習慣を見直すことである程度改善できるのです。
◆良質な睡眠をとる
江戸時代にあって85歳まで生きた「養生訓」の筆者貝原益軒は、就寝の際の姿勢にふれています。
そのなかで、寝るときは体を横向きにして背中を丸くし、ひざを曲げてエビのように丸まって寝るのがよいと言っています。
腰が痛いとなかなか熟睡できず、良質な睡眠が得られないことが多いのですが、体によくないとも思えるこの姿勢が、体にとっては最も自然な形なのだそうです。
よく眠れる人は眠れない人に比べ死亡率が低いと言われますが、
良質な睡眠は血圧を下げたり、血管の老化を防いだり、免疫力を上げたりとさまざまな効果があります。
真っ直ぐ上を向いて眠って腰が痛い場合は、寝方を変えてみましょう。
なお、睡眠時間は6~7時間が理想と言われています。
◆適度な運動を少しずつ生活に取り入れる
まとめて運動をする時間がとれなくても、気がついたときに簡単な運動を心がけると血液の循環が良くなります。
家事や仕事の合間に無理のない数回の腹筋やスクワットが筋力をつけてくれます。
脊柱管狭窄症は骨の病気と考えがちですが、
実は、加齢や運動不足から起きる筋肉の衰えが原因です。
腰を支える周辺の筋肉が衰えると姿勢が悪くなり、背骨の中を通る脊柱管が狭くなり、腰に痛みやしびれが起こります。
トイレに立つたびに、両手を腰に当てて親指でグッと押したり、体を軽く左右に倒すなどして腰周辺の筋肉をほぐし、体の軸を整えましょう。
自分で快方に近づけるためには、とにかく筋肉をつけることが大切ですね。
この患者さんが取り入れて一番効果的だった下半身の筋肉を鍛える方法は、シコのポーズだったそうです。
本当はお相撲さんがおこなうように、股を開き両足を交互に上げて地面を踏む動作をするのが理想的ですが、足のしびれがあり足を上げることができないので、股割りのポーズだけをおこなったそうです。
そんな簡単なポーズで、フニャフニャしていた足腰が徐々にしっかりとし、どんどんと症状が緩和していったそうです。
◆食生活を見直す
あらゆる病気の原因に肥満が関わっているようですが、
脊柱管狭窄症も肥満が腰への負担を大きくしているようです。
脂肪や炭水化物の取り過ぎが肥満を招くわけですが、分かっていても白米やパン、甘いケーキなどがなかなかやめられませんよね?
しかし、足腰の痛みやしびれを手術に頼らず自力で治そうと決心した限りは、覚悟を決めて、炭水化物は半分に減らしてビタミンやミネラルを含んだ野菜や果物をとり、カルシウムや良質のたんぱく質もバランスよく取るよう心がけましょう!
動物性たんぱく質や油を取り過ぎると体が酸性に傾くので、海草類やキノコ類、梅干しなどのアルカリ性食品を食事に取り入るとGOOD!
彼女は食事日記を付け、意識をするようにしたのだとか。
◆まとめ
この病気は目に見えてよくならないので、非常にもどかしいと思います。
痛みやしびれが弱くなったり、強くなったりし、本当によくなったのか?心配なこともあるかと思います。
でもあきらめないで、地道な努力が実を結ぶものです。
痛みが強い日や、心が折れそうな日は、是非当院スタッフにご相談ください。
一緒になって、改善方法を考えていきましょう!
お電話ありがとうございます、
そら整体院でございます。