誰でも簡単にできる脊柱管狭窄症の改善法

こんにちは!

名古屋市天白区のそら整体院の宮田です。

今日は、前回に引き続き、脊柱管狭窄症について書いていきます。

さて、前回ご紹介した患者さんですが、 脊柱管狭窄症と診断され手術を進められましたが、何とか手術をすることなく治したいということで色々な改善策をお試しになりました。

その一部を今回はご紹介しますね。 

 

◆体の末端を刺激する3つのマッサージ

耳や手の指先や足の指先を刺激することで、血液の循環が良くなり足や腰の痛みやしびれが改善されます。

脊柱管狭窄症などの慢性的な腰痛は、下半身の血液やリンパ液などの循環障害が原因と言われています。

毎日、体の末端をマッサージすると、自律神経の働きが良くなり、少しずつ痛みやしびれが軽減されます。

 

・耳のマッサージ

耳を縦に2等分したときの頂点をつかみ、少しずつバックしながら移動させ、つまんでいきます。最後にグルグルと耳全体を回します。

 

・手の指先のマッサージ 

手先には神経線維が密集しており、指先を軽くもむだけで自律神経の働きが良くなります。

 

・足の指を広げてのばすストレッチ

床やいすに座り、足の指の間に手を入れ足の指と手の指を握手するように組み、そらしたり回したりします。

足の疲れがとれて血行が良くなり、指の変形が改善されて足腰の痛みやしびれの解消効果が期待できます。

 【脚・ひざ】ふくらはぎの痛み、むくみイメージ

◆ひざ裏を押すと即効効果が

その他にも即効性のある方法が、

ひざの裏のこりをほぐすことです。

これによって腰やお尻のコリがほぐれ、比較的早く痛みやしびれが改善されます。

しばらくするとまた、しびれや痛みは出てきますが、気持ちが良いので座り仕事が続いた後や、歩いた後はひざ裏を押すのがよいでしょう。

また、脊柱管狭窄症によって脚、特にふくらはぎがパンパンにむくむことも多く、
この患者さんの場合も、夕方になると、まるで象の足のように足首がなくなっていたそうです。

腰と膝の裏は同じ膀胱系なので、ひざ裏を押すと血の巡りが良くなり、むくみが軽減されるようです。

 

やり方は、

・床に腰を下ろして足を伸ばします。

・軽く左ひざを立てて膝の裏に両手の親指を当てます。

・痛みやしこりがある部分を押します。

湯船の中でおこなうと、温熱効果もあり筋肉がほぐれやすくなります。

 

また、こうしたケアは、自分でコツコツやる他に、痛みが強い時には接骨院で全身を診てもらうというのも良かったようです。

 

◆さまざまなウォーキングで解消する

 ウォーキングも効果的です。

 

・大股ウォーキング 

真っ直ぐ背筋を伸ばし、股関節も膝を延ばすように意識して歩きます。

かかとから着地するようにして、親指のつけ根で地面をけります。

ゆっくりと無理をせずに10分くらい歩くだけで、腰周辺の筋肉が鍛えられます。

 

・ノルディックウォーキング

 

フィンランドで始まったノルディックウォークはポールを使うことでお腹や背中の筋肉、ふくらはぎや太ももが鍛えられます。

 

・水中ウォーキング

 

足腰に負担をかけずにカロリーの消費が地上を歩くより多いので、太り気味でひざなどに負担をかけている人にはおすすめです。

 

◆まとめ

 どんな病気でもそうでしょうが、自身の治りたいと言う気持ちが治癒力を高めます。

仕事や家事の合間のわずかな時間を活用して、耳や手足のマッサージはできます。

また、気に入ったウォーキング方法を週に23回、10分からでも取り入れることで、生活にアクセントがつく上、体力に自信がつきます。