歩いたり立ったりすると股関節が痛む原因とは？

「歩いたり立ったりすると股関節が痛む原因」

名古屋市天白区・瑞穂区の皆さんこんにちは！天白区のそら整体院です。

今日は「股関節」ついてのお話をしていきますね！

 

「立ち仕事の後歩き出すと股関節が痛い」「長時間歩くと疲れたのか股関節が重たく痛い」といった股関節への違和感から痛みまで程度は様々ですが、かなり多くの方が感じておられます。

特に女性の方に多いですね。一体原因は何なのでしょうか？

 

 

• 股関節の痛み、変形性股関節症かも！？

歩いたり立ったりするときに股関節が痛む、という方の約80％が変形性股関節症です。では、変形性股関節症にはどんな特徴があるでしょうか？

 

まず、初期段階では立ったり歩いたりしたときに鼠径部（前側の足の付け根の部分）に違和感を感じる、歩いた後に股関節がだるく重い感じがする、鈍い痛みがある。といった感じです。

この段階では、日常生活にそれほど支障がなく、特に動かなければ痛みを感じることもないため、放置されていることが多いようです。

 

しかし、徐々に症状が悪化してくると、鈍い痛みから突き刺さるような痛みに変化してきます。

さらに、鼠径部だけでなく股関節全体に痛みが広がっていきます。こうなると開脚が難しくなってきますね。

さらに、何もしていないときでも痛みを感じるようになります。特に夜も痛くて寝られないとか、仕事中座っているだけでも痛くて気が散るといった感じになってきます。

さらに進むと、痛みのため立ったり歩いたりが困難になってきます。階段の上り下りはもちろん、しゃがんだり、横座りをしたり、靴下を履いたりといった日常的な動作も困難になってきます。

 

 

• 変形性股関節症の原因とは？

 

変形性股関節症の主な原因は、関節軟骨のすり減りです。

股関節路骨盤の両側になる軟骨を関節軟骨と呼びますが、年齢とともに、また日々かかる負荷のせいですり減ってきます。骨や関節の修復能力は年を重ねるとグッと下がります。

 

また、特に女性の場合は閉経後カルシウムの流出などによりほとんど修復されなくなってしまいます。

そのため、関節軟骨がすり減り痛みを伴うようになるのです。

さらに女性は出産の際に骨盤が広がります。そのため股関節にも影響がでやすいと言われています。

変形性股関節症には先天性の関節の異常が関係する場合もあります。

生まれつき、股関節の形に異常がありうまくかみ合わないまま長い月日が経って変形性股関節症となって表れた場合や、生まれつき関節の作りが細いといった場合もあります。

 

 

• 変形性股関節症の治療法とは？

 

変形性股関節症の治療には大きく分けて2種類あります。一つは手術。股関節を人工のものに差し替えたり、骨を切ったりする手術が一般的です。

 

もう一つは保存療法と呼ばれる治療法です。

保存療法には比較的多くの選択肢があります。すでに痛みが出ているわけですから、痛みを抑えることが先決ですね。

関節の炎症を抑える痛み止めを服用薬、外用薬で処方されます。

 

また、変形性股関節症の進み具合にもよりますが、股関節の周囲の筋肉を鍛え股関節の負担を減らす療法もあります。

特に水中で水の浮力を利用しながら筋肉を鍛えていくという方法が効果的と言われています。

 

更に、サポーターやコルセットなど装具を利用して痛みを軽減し動きをサポートしていく方法もあります。これは専門医の研修の元購入することが大切です。

 

個人差はありますが、物理的に股関節にかかる負担を軽減するため体重調整をしたり、温熱療法で痛みを取り除いたりという方法もあります。保存療法の場合いくつかを同時に施術していくことが多いですね。

 

 

• 変形性股関節症を疑ったら。

股関節に違和感がある、といった変形性股関節症を思わせる症状がある場合はまず病院に行って診察を受けるべきです。

というのも、上記の保存療法は早期発見で早期に治療を行うほど効果があるからです。

悪化してからだと、どうしても手術を選ばざるを得ないということもあります。

しかし、経費やその後の体への負担を考えるとできるだけ手術をしない方向で治療していくのが最善です。そのためには早期発見が鍵になります。

 

また、股関節に痛みがある場合、変形性股関節症以外にも大腿骨骨頭壊死症や、関節リウマチ、細菌が入ったことによる股関節炎など他の病気の可能性もあります。

自己判断で手当てをすると、いずれの場合も最終的には歩けなくなるといった危険もあります。

できるだけ初期段階で適切な処置をすることで良くなるケースが多いですから、ためらわずに病院に行きましょう。

 

 

• まとめ

 

変形性股関節症になると、やはり日常生活において様々な困難が出てきます。できるだけ早く発見することは本当に大切です。

同時に、股関節に負荷をかけないよう、正しい姿勢を心がけたり、歩き方や座り方に気をつけましょう。

当然ですが、肥満は股関節に大きなダメージを与えます。健康のために体重コントロールをしてください。

体のゆがみも股関節に負担を与える原因になります。体のゆがみを治し、姿勢を良くするメンテナンスをする習慣を身に付けていきましょう。

 

当院でも股関節に関しての施術を行っています。もし痛くてどうにもならない！という事がありましたら一度相談してくださいね！

 

名古屋市天白区福池１丁目３０２番地

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