脱水症ってなに!?その症状や治療法を徹底解説!
名古屋市天白区・南区のみなさんこんにちは! 天白区のそら整体院です。
以前も脱水症についてお話ししましたが、今日も脱水症についてのお話しをしますね。(下手すると生死にも関わるので大事なんです・・・) 脱水症についてご存知ですか?
脱水症というのはその名の通り、体の総水分量(体液量)が不足してしまっている状態のことをいいます。 では、脱水症になるとどのような症状があらわれるのでしょうか。また、脱水症に対してはどのような治療が行われるのでしょうか。 ここでは、脱水症について詳しく解説したいと思います。 ちょっと難しい話にもなりますが頑張ってついてきてくださいね!
◇3種類ある脱水症
脱水症は、水やナトリウムがどのくらいの割合で失われているのかによって、3種類に分けることができます。
■低張性脱水
低張性脱水というのは、ナトリウムが沢山失われてしまう“電解質欠乏性”の脱水症のことをいいます。 低張性脱水になった場合、下痢や嘔吐、といった症状があらわれます。 過度の発汗をはじめとする体液喪失に対しては、水以外にもナトリウムを補給する必要があります。 それにも関わらず単純に水分のみを補給してしまった場合、体内のナトリウム量が不足して低張性脱水を起こしてしまうのです。 低張性脱水が進行すると、眠気や全身倦怠感、脈拍の脆弱化、手足の冷えといった症状があらわれるようになります。
■等張性脱水
等張性脱水とは、水分とナトリウムがほぼ同じくらいの割合で不足しているタイプの脱水症のことをいいます。 等張性脱水では口の渇きを感じるのですが、この時、水分のみを補給してしまうと、体内のナトリウム量が不足して低張性脱水へと移行してしまうことがあります。
■高張性脱水
高張性脱水とは、ナトリウムよりも水分の方が多く不足してしまっているタイプの脱水症のことをいいます。 大量に汗をかいたり水分の摂取量が不足していたりすると、体内の水分量が不足して高張性脱水を起こしてしまうのです。 高張性脱水は高齢者や乳幼児に多く、発症すると口腔の粘膜が乾燥したり、口渇感があったりして、人によっては不穏な状態になったり興奮状態になったりすることもあります。
◇脱水症になった場合の治療法
では、脱水症になった場合、どのような治療が行われるのでしょうか? まず、比較的軽症で水分等の経口摂取が可能である場合には、電解質が配合されている水分(スポーツドリンクなどですね)を飲ませます。 最近は脱水症治療のための経口補液飲料も販売されていますので、そういったものを飲ませるのでもいいでしょう。 これに対して全身症状が出ていたり水分を経口摂取することができなかったりというように重症の場合、病院での治療が必要となります。 具体的は輸液によって体内に水分や電解質を補給していきます。
脱水症は、熱中症前段階ともいわれるとても危険な状態です。 この段階で適切な処置を怠ると熱中症になって命にかかわる事態に発展することもありますので、脱水症と思われる症状があらわれている場合には、直ちにスポーツドリンクなどを飲ませるとともに、必要があれば病院を受診させて適切な治療を受けるようにしましょう。 そうすることによって、大事に至らなくて済みます。 夏の時期は自身が思っているよりも早く体内から水分がなくなっていきます。 いわゆる「口が乾く」ような感覚が出る時点ですでに体は軽度の脱水症状です。 レジャーやスポーツが盛んに行われる時期ですが体調管理はしっかりやりましょうね!
そら整体院
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