<症例報告>階段が昇れないほどの膝の痛みが5回の施術で改善された50代女性の症例報告

Mさん 56歳 女性 緑区

 

 

<主訴>

右膝の痛み

 

<症状の経緯>

30年ほど前から、両膝の変形性膝関節症の痛みで悩んでいて痛みが出たり、出なかったりする日々を繰りかえしていた。

5カ月くらい前に何の前触れもなく膝の痛みが強くなり始めて階段が昇れなくなり、整形外科でMRIを撮ったら右膝半月板損傷と診断をされた。

 

整形外科に通院をし、シップや痛み止めをもらっても膝の痛みはなかなか良くならず、内視鏡手術を勧められた。

ただ、気持ちとしては手術をせず楽になるのであればその方法を試したいと思い、当院のホームページを見て来院されました。

 

<検査>

右膝の可動域は、股関節を90度に曲げて足を伸ばした状態をスタートに膝を曲げようとすると90度くらいで膝裏に痛みが出て動きが止まる。

膝の可動域の正常な値が130度なのでかなり動きが硬くなっている。

 

 

<施術>

初回施術

最初は体液の循環(血液・リンパ液・脳脊髄液)を良くする施術を行いました。

この施術を行うことで右膝関節の曲がる角度が105度まで曲がり、90度での痛みはこの時点で感じなくなる。

 

体液の循環を良くするだけで、なぜ膝の痛みが改善するのかを説明をして初回の施術は終了しました。

 

 

【施術2回目(初回から1日経過)

初回の施術から痛みの強さは少し緩和し、その日は階段が一段ずつ昇れることが出来たとのことでした。

整形外科では痛みの変化がないので不安だったが、それもなく安心できた。

 

ただ、次の日の朝には膝の痛みが戻ってきているとのこと。

前回と同様に体液の循環をよくする施術を行っていく。

 

そうすると110度で動きは止まるものの施術前よりも膝の可動域が広がる。

そして、前回の施術から、なぜ痛みが戻ってきてしまうのか説明をして施術を終了しました。

 

 

【施術3回目(初回から4日経過)

施術して2日間は痛みが全くない時もあれば、痛みの強さが最初に比べて半分くらいまでの状態を繰り返していたとのこと。

ただ、階段を昇ることは1段ずつスムーズにできるようになったと言ってもらえました。

 

検査すると膝関節は120度まで動く。

120度まで曲げていくと膝裏に少し痛みが出て止まる。

 

今回は、いつもと同じ施術に内臓の硬さをとる施術も加える。

その施術を行うと、120度まで曲げた時の痛みが消えたとのこと。

 

このように膝だけの問題ではなく、内臓が硬くなることが原因で症状がでることに驚かれていました。

仕事でストレスが溜まりやすい環境にいることによって、内臓の働きが悪くなってしまい内臓疲労を起こし、重心の位置が前になることで膝に負担がかかってしまうため、今後はこういった細かい部分も見ていく必要があると伝える。

 

 

【施術4回目(初回から7日経過)

たまに、膝の痛みが出てくるけど最初来院されたときより日常生活は問題なく過ごせている。

膝の痛みを感じることなく階段を昇れるようになったとのことでした。

 

ただ、膝は良くなってきているが膝に負担がかかりやすい状態が長年ずっと続いていて、膝周りの筋肉の強化が必要だと考えたので膝周りの筋肉強化が出来る運動を伝えました。

 

 

【施術5回目(初回から11日経過)

膝の痛みはほとんど感じない。

前は痛みが出て階段が昇れなかったが、今では心配なく階段が昇れるとのこと。

 

来院された時の症状は改善したとのことでした。

しかし、膝関節の可動域は120度ほどで、正常な可動域は130(かかとがお尻につく)まで曲がるので、まだ完全に良くなっているわけではないということをお伝えしました。

 

本人も痛みは気にならなくなってきたけど、もっと膝の動きをよくして再発しにくい体を作りたいと言いました。

今後は再発防止のため体の硬さと内臓疲労を取り、継続していくことになりました。

 

 

<今回の症状のまとめ>

今回の症状は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環の悪さと内臓の硬さが原因になっていました。

Mさんは、元々仕事でのストレスを抱えていたため、内臓の負担が大きい生活を送ることで姿勢が悪くなっていました。

 

内臓が硬くなるとお腹の筋肉が緊張してしまい、前かがみになることで膝に常に負担がかかり、変形性膝関節症の痛みを更に強くしてしまっていました。

そうすることによって、膝の動きがだんだんと硬くなり、痛みが出てきてしまうのです。

 

初回限定64%OFFの3,000円膝痛の施術を行っておりますので、膝痛でお悩みの方は是非お気軽にご来店ください。
>膝痛の施術についてはこちら

 

「膝の痛みがどこに行っても良くならない・・・」

「膝の手術を勧められたが、手術はしたくない・・・」

などでお困りの方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください!!

 

 

著作者

大江 祐輔

 

13歳の時に野球で腰を痛めて整形外科や接骨院で治らなかった痛みが整体を受けて治ったことに心から感動をし、治療家を志す。

治療家を志してからは鍼灸の専門学校を卒業し、鍼灸の国家資格を取得。

国家資格を取得後は接骨院・鍼灸院、カイロプラクティック院での臨床経験を経て現在に至る。