先日のとあるワンシーン
患者様 : 「先生この前のヘルニアの記事みましたよ」
僕 : 「ありがとうございます。」
患者様 : 「いつもみたいに予防方法とかないんですか?」
僕 : 「・・・ございません。」
患者様 : 「・・・・・・・・・・・・・・・」
僕 : 「・・・・・・・・・・・・・・・」
患者様 : 「本当は?」
僕 : 「続きはウェブで」
という事で本日は予防法です。
椎間板ヘルニア予防ストレッチ
子供のころに背中を丸くしてマンガを読んでいて、姿勢をよくするように注意された経験はありませんか?
学校の授業中も姿勢を正すように習慣づけられるなど、姿勢に対する意識は、大人になってからも影響し続けます。
最近ではパソコンやスマートフォンの普及から、若者や子供でも腰痛や椎間板ヘルニアを発症するケースも見受けられ、年を重ねた大人だけの症状ではなくなってきました。
ちなみにストレートネックという首の問題も近年増えていますね。あと腱鞘炎も。
ただ、子供のころに姿勢が悪い習慣がついていると、背骨が正常に伸びないのかというとそうとも限らず、骨に異常がない限り基本的にまっすぐ伸びます。
姿勢が悪いのは、正しい姿勢を維持する筋力が不足していることと、背骨と骨盤の歪みがほぼほぼ原因で、
長年曲がっていても施術を行っていけば次第に伸びていくというケースが多いです。
ただ若干施術期間は長くかかる点はありますね。
腹筋や背筋とともに下半身も鍛えるトレーニングで体幹を維持することができれば、椎間板ヘルニア予防はもちろんのこと、基礎代謝もあがります。
ダイエット効果ですね。
さらに、腰痛を予防するポイントは、腹筋と背筋の筋力バランスを均等にすること。
腹筋だけ頑張ってもなかなか正しい姿勢は習慣づかないものです。
また、日常生活では前方の動作がほとんどで、背中の後ろ側の筋肉は、なかなか使わないもの。
姿勢が悪い人に共通するのは「肩甲骨」の動きが圧倒的に悪いという事。
ちなみに肩甲骨が固い(肩がうまく上がらないような人)は、将来50肩の可能性が大ですね。
日頃から肩甲骨はしっかり動かしておきましょう。
とはいえ、普段運動をしていない人が、ダンベルやトレーニングマシンを使ってのエクササ
イズをいきなり行ってしまうと、逆効果です。大体痛めます。
また、背筋をつけようとして思い浮かべる、上体反らしを複数回行うトレーニングは、間違った方法で行うと腰を痛める可能性もあります。
そこで、普段運動を行っていない人も取り組め、腹筋と背筋を無理なくストレッチする方法をご紹介します。
1、うつ伏せに寝て両手は体の外側につけてリラックスし、骨盤を左右にゆらし、腰回りの力が抜けていることを確認します。
2、両手を頭上に上げ、両手を組み、伸びをします。腰に力が入っていないか確認しながら息を吸って、吐いて、5呼吸ほど行います。
3、両脇を締めながら肘を曲げ、上体を反らさずに腹筋に力いれ、おしりを引き締めながら息を吸って、吐いて5呼吸ほど行います。斜め上に上体を伸ばし、首の後ろにしわが寄らないように、頸椎を曲げないことがポイントです。繰り返し3セットほど行うとよいでしょう。
ちなみにストレッチは予防や、再発防止のためのもので、痛みが出た個所を治す治療とはいえません。
無理なく、長続きするコツは自分の可動域を見極め、伸ばしすぎないことと、マイペースで続けられる環境を整えることが重要ですね。
ストレッチは筋トレ以上に継続がポイントになります。
腰痛でお困りの方 → 股関節周辺
肩こりでお悩みの方 → 肩甲骨中心
でストレッチがうまくできると大分症状は緩和できますよ。
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そら整体院でございます。