こんにちは。
名古屋市天白区そら整体院の宮田です。
急に腕が上がらなくなって慌ててしまった経験ありませんか?
いわゆる40肩・50肩と言われる症状です。
当院にもかけこんでいらっしゃる方がよくみえます。
まだまだ大丈夫・・・と思っていても、40歳を過ぎたら、いつなってもおかしくないんですよ。
どんなものか知っておき、心の準備を整えておきましょう。
◆こんな症状ありませんか?
次のような症状がある方は、もしかしたら40肩・50肩かもしれません。
・腕を動かしたら激しい痛みが起きた
・腕や肩の激しい痛みが数日間続く
・寝ているときに腕が疼く、急に痛くなる
・痛みとともに手先にしびれがある
・急に腕が上がらなくなった
・腕を後ろに回す動作が難しい
・服の背中にあるファスナーなどをしめにくい
40肩・50肩は急性期→慢性期へと移行します。
上記の症状の中では、腕が上がらない、腕を後ろに回せない、服が着にくいというのは慢性期の症状です。
慢性期は長く、数ヶ月は続きます。この時期にきちんと対処しておくことで、回復がスムーズになります。
◆40肩・50肩の特徴
40肩・50肩にはいろいろと特徴的なことがあります。
まず、名前が示しているように40歳代から多くかかります。
男女比では女性が多いようです。
利き手ではないほうの片手がなることが特徴的で、両方の手がなるケースも2割ほどあります。
40肩・50肩になりやすいのは、デスクワークの人で肩や腕をあまり使わない人に多い傾向があります。
また、肩関節がかたい人のほうがかかりやすくなります。
◆何が原因?
40肩・50肩の原因はまだはっきり分かっていません。
一定の年齢になると起こるので、加齢が関係していると考えられます。
加齢によって肩関節に何らかの異変が生じることと、ストレスや生活習慣、若いときの腕の酷使などがあると起こりやすいといわれています。
◆肩こりとの違い
肩こりでも同じような症状が起こりますが、いくつか違いがあります。
・肩こりは筋肉の炎症、40肩・50肩は関節の炎症
・肩こりは筋肉が緊張して血行が悪くなって起こるが、40肩・50肩は腱の炎症や関節の石灰沈着などが原因で起こる
・肩こりは肩を動かすことはできるが、40肩・50肩は可動域が小さくなってしまう
・肩こりは慢性的なだるさや痛みだが、40肩・50肩は急激な痛みを伴うことが多い
◆40肩・50肩の対処法
◎急性期
急激に炎症が起きている時期なので、なるべく腕を動かさないようにして冷やします。
激しい痛みは通常数日間でおさまり、だんだん鈍い痛みへ変わっていきます。
◎慢性期
慢性期にはいったら、肩の関節を適度に動かすようにしましょう。
とはいえ、激しい運動や重い物を持つといった肩に負担となることは避けてください。
痛みを感じるような動きは、まだ行ってはいけません。
ゆっくりストレッチ程度にとどめておきます。
◎回復期
40肩・50肩は放っておけば自然に治るとされています。
長くても2年程度で改善に向かうようです。
完治するにはもっと時間がかかりますが、痛みが軽減し日常生活に問題がないレベルになると期待できます。回復期でも無理をしないように気をつけましょう。
◎予防方法
肩周りを普段からよく使って、関節の柔軟性を保っておきましょう。
特に肩や腕の筋肉をほぐすストレッチがおすすめです。
タオルを両手に持ってバンザイし、そのまま左右に体をゆっくり倒していくタオル体操などが簡単でおすすめです。
◆まとめ
40肩・50肩は、いったんなるととても痛く長期間不便さが続きます。普段から肩周りの運動を心がけて予防しておきたいものです。なってしまったら無理をしないで上手に乗り切りましょ
お電話ありがとうございます、
そら整体院でございます。