こんにちは。
名古屋市天白区そら整体院の宮田です。
みなさんテニス肘って聞いたことありますか?
テニスをやっている方にはおなじみの肘が痛くなる病気です。
でも、実は、テニスをやっていない方でも、テニス肘になるんですよ!
フライパンを振ったり雑巾を絞ったり・・・そういった家事の動作でなることもあるんですよね。
自分でテニス肘かどうかを調べるテストがあるので、テニス肘かも?と思った時はチェックしてみてください。
◆こんな症状があったら、テニス肘かもしれません
30~50代の人に多いテニス肘。
正しい名称は「上腕骨外側上類炎」といいます。
こんな症状があるなら、テニス肘の可能性があります。
・ものを持ち上げる時に肘が痛くなる
・雑巾やタオルを絞るように、ものをねじる動作をした瞬間に痛くなる
・テニスやバドミントンなど、バックハンドでラケットを振った時に痛くなる
・肘を伸ばそうとすると痛い、痛くて肘を伸ばせないなど
◆テニス肘の原因
肘の外側にある骨の隆起部分についている筋肉の使い過ぎや、使い方によって炎症を起こし、痛みが出ると考えられています。
手首に不自然に負担がかかることも原因になることがあります。
例えば下記のようなことをしている時に、テニス肘になる方が多いです。
・テニスをしている
・手を使う作業の多い(パソコンやピアノなど)
・料理、洗濯、掃除などの家事
・テニス以外のスポーツが原因の場合もある
スポーツが筋肉に負担になるのはわかるような気がしますね。
しかし、パソコンや家事などは、瞬間だけ見るとさほど筋肉を酷使するようには思えません。でも、それが何年も続いたり、不自然な形で手を動かしていると特に、腱や筋肉が炎症を起こしテニス肘になることがあります。
◆自分で出来る、テニス肘を調べるテスト
テニス肘かどうかを確かめる簡単なテストが3つあります。
◎トムゼンテスト
手のひらを下に向けた状態で、肘を伸ばします。
そこから手首を反らした時に痛みが出れば、テニス肘の可能性があります。
◎中指進展テスト
先ほどと同じように、手のひらを下に向けた状態から始めます。
中指をしっかりと伸ばしたまま、反対側の手で上から抑えた時に痛みが出れば、テニス肘の可能性があります。
◎チェアテスト
背もたれのある椅子を用意しましょう。
手のひらを下に向け、肘を伸ばした状態で、椅子の背もたれ部分を持ち上げます。
このとき手のひらは下に向けた状態で持ち上げましょう。
痛みが出れば、テニス肘の可能性があるということになります。
◆テニス肘の治療法、日々の過ごし方
一般的な改善の仕方は、手首のストレッチ、湿布や外用薬の使用、麻酔薬やステロイドの注射、テーピングやバンドを使う方法もありますが・・・
痛みがある時は安静にすることが基本です。
筋肉や腱の炎症を起こしているので、なるべく負担をかけないように過ごし、炎症を鎮めましょう。
筋トレをして改善する方法もありますが、やり方によっては痛みが増してしまう恐れもあるので注意が必要です。
ストレッチに関しては、痛くない範囲で筋肉の曲げ伸ばしを行いましょう。
◆まとめ:基本は安静と日々のケア、それでも治らない時は専門家に相談を
テニス肘は、普段から手や腕を酷使していることが原因をなっている場合が非常に多いです。ですので、日々の安静、ケアがテニス肘改善の鍵になります。
個人差はありますが、1か月もすると痛みは引いてくることがほとんどです。
もし、一向に治らないという方、安静にしていても痛みが増すという方は、自己判断せず、まずは治療院や病院で相談してみてください。
長引かせれば状態が悪化してしまうケースもあるので、痛みを我慢せず、専門家を尋ねましょう。
お電話ありがとうございます、
そら整体院でございます。