こんにちは。
名古屋市天白区そら整体院の宮田です。
先日、「顎関節症が改善!顎関節症は顎だけの問題ではない!!」という記事で、顎関節症の改善法についてお知らせしました。
今回は、予防方法に重点を置いてご紹介しますね。
◆そもそも“顎関節症”の定義とは?
先日のおさらいを兼ねて、最初に顎関節症とは何者なのか?について説明します。
顎関節症とは…
「あごやその周辺に痛みや違和感がある状態が一定期間続く病気で、細かい症状は人により異なるが、あごに関するそれらの異常を総じて顎関節症と呼ぶ」
と、おおむねこのような定義になります。
ただし、あごが痛んだり違和感を覚えたりしたことは誰しもある経験だと思うので、どこからが顎関節症なのかがイマイチわかりにくいと思います。
ここでは、そんな疑問を持つ人のためにも、自分でできる「セルフチェック法」と「予防法」についてご紹介します。
◆あなたはいくつ当てはまる? ~顎関節症のセルフチェック法~
顎関節症か否かを判断するためのチェック項目を10コ設けています。
さて、あなたはいくつ当てはまるでしょうか?
1、口を開けると痛みがある
2、何もしていないのに下あごが痛む
3、あごを開けた時に下にまっすぐ開かない
4、あごが開きにくい
5、あごを動かすとミシッ、ピキッと音がする
6、咀嚼すると痛む
7、走るとあご周辺が痛む
8、あご周辺を押すと痛みがある
9、起床時、あごが固まったような感覚がある
10、慢性的にあご周辺が痛い
これらの項目の「半分以上が当てはまる」という人は、顎関節症であることを疑うべきです。
項目からもお分かりかと思いますが、顎関節症の症状は、
「痛み(顎関節痛)」
「開かない・開きにくい(開口障害)」
「音が鳴る(顎関節雑音)」
という三大症状からなります。
このなかでも、特に“痛み”が際立っている場合は要注意です。
硬いものを食べたり、口を開けて大笑いしたりする時に一時的に痛むことはありますが、それが慢性化する場合は、神経・骨・筋肉に異常をきたしているサインなのです。
放置し悪化すると、あご周辺に穴をあけて治療する手術(内視鏡手術)やあごの関節に注射を打つ治療(顎関節腔内洗浄療法)、などの治療が必要なケースもありますので、早めの病院への受診をお勧めします。
◆顎関節症を日常の生活から防ごう ~セルフ予防法~
顎関節症にならないために気を付けるべきことは、何よりもあごに負担をかけないことが大切です。
次に、日常生活であごに負担がかかる行為をいくつか挙げてみます。
・硬いものを食べる
・片方の歯だけで咀嚼する
・歯ぎしりをする
・うつぶせで寝る
・頬杖をつく
これらの中には、無意識のうちに行っているものが多くあります。
日ごろから少しでもあごに意識を向けて、負担を減らすことが予防につながります。
また、たとえ、あごに直接負担がかからないようなことであっても、顎関節症の要因となります。
例えば、
・精神的なストレス
・慢性的な睡眠不足
・ゆがんだ姿勢
などです。
緊張状態になると、歯やあごに無意識に力が入ることや、ゆがんだ姿勢は身体のバランスを崩し、顔の骨・あごのバランスを崩してしまう原因となるのです。
ストレス解消や姿勢を意識的に矯正する習慣を身に付けて予防につなげましょうね。
お電話ありがとうございます、
そら整体院でございます。