実は腰痛の大きな原因になっているストレス。

「ストレスと腰痛の関係性」  

名古屋市天白区・緑区の皆さんこんにちは!

天白区、天白ゴルフすぐのそら整体院です。

 

今日は「ストレスと腰痛の関係性に」ついてお話ししますね!   【腰痛】腰痛でつらそうな女性  

 

「腰が痛くて座っていられない…!」「もう何日も腰が痛む」など、腰痛には様々な痛み方や原因がありますが、ストレスと腰痛が深く関わっているということはご存知でしたか?  

ここでは、腰痛とストレスの関係性についてご説明させていただきたいと思います。  

 

ストレスと腰痛の関係性

  腰痛には様々な原因がありますが、その一つがストレスなどの精神的負担・疲労によって引き起こる腰痛です。

そのタイプの腰痛のことを「心因性腰痛症(しんいんせいようつうしょう)」といい、ストレスが多い現代社会において昔よりも多く見られるようになり、その患者数も年々増加傾向にあります。  

 

医学の世界では腰痛というのは「腰の外傷によって引き起こるもの」という定説がありました。

つまり、腰まわりの骨や筋肉、神経などにキズがついたり、何らかの原因で炎症を起こしていたりすることから腰痛が起こると言われていたのです。

けれどここ数年の医療技術の進歩や研究の成果によって、腰痛には外傷以外にも原因があるということがわかってきています。  

そしてその一つが「ストレス」です。  

 

腰痛はただでさえ原因がわからないことが多い症状です。

椎間板ヘルニアのように病名がつくことのほうが少なく、だいたいの場合が、MRIやレントゲン等の検査をしても異常なしという結果が出てしまいます。

このような原因不明の腰痛のことを医学的には「非特異的腰痛」と呼び、病院の診断では「腰痛症」等の名称で呼ばれることが多いです。

  筋肉疲労やぎっくり腰なども非特異的腰痛に分類されますが、これほどまでに原因がわからないのは、腰痛の多くにストレスやうつ、精神的不安が深く関わっているからです。  

 

どうしてストレスで腰が痛むの?

【腰痛】ビジネスマンの腰痛イメージ  

 

「ストレスなんかで腰が痛むなんてホント?聞いたこと無いよ?」という人、いるかもしれませんね。

けれど考えてみてください。

ストレスによる頭痛や腹痛、その他体調不良というのは最近の医学の見解からもあるように、一般的な考えになってきました。

また、人には体の機能が損傷したりすると痛みの信号は神経を伝って脳に届きます。

 

  そして人は、その痛みを抑える働きをするシステムを皆体の中に持っています。

この働きは「下行性疼痛抑制系」と呼ばれています。

ちょっと難しいですががんばってついてきてくださいね。

  日常生活の中で疲労から来る痛みが生じた場合にはは、このシステムが作動して痛みを緩和する機能をはたしてくれます。

 

健康な人はこのシステムが正常に機能してくれているおかげで小さな痛みは感じずに済んで、ある程度大きな痛みでも生活に支障がない程度に抑えられているのです。  

けれど長い期間ストレスや不安を抱え続けると、痛みを和らげてくれる「下行性疼痛抑制系」のシステムが正常に作動しなくなり、痛みが強く感じられるようになってしまいます。

また、ストレスが蓄積されると自律神経のバランスも崩れてしまいます。

 

自律神経のバランスが崩れ神経が過敏な状態になると、痛みを感じる感覚(センサー)が敏感になり、小さな痛みでも強い痛みを感じるようになります。

  そのために健康な状態なら我慢できる程度の腰痛でも、ストレスが溜まった状態だと通常よりも強い痛みを感じることがあるのです。  

 

ストレスからくる腰痛の特徴

【腰痛】腰痛に悩む主婦  

 

ストレスなどが原因で起こる腰痛には、必ずとは言えませんが下記のような症状が見られることが多く、また、痛み方にも特徴があります。

「症状例」  

・腰が痛いのに、検査をしても異常がない MRIやレントゲンなどで撮影しても骨や筋肉・神経などには異常が見られず、その他の腰痛が症状として表れるような病気も見つからない、原因不明の状態であることが多い。  

 

治療の効果がみられない

 

投薬や理学療法を行っても効果が出ず、一度治ったとしてもまたすぐに再発してしまう。  

 

症状が腰痛だけではない

腰痛だけでなく頭痛や腹痛、不眠などの症状があり、それらの症状の原因も不明なことが多い。  

 

「痛み方の例」

・痛む場所や痛み方、痛みの強さなどが変わる 日によって痛む場所が違っていたり、昨日は起き上がれないほど痛かったのに、今日はそこまででもない、けれど次の日また強い痛みが起こった、などが起こりやすい。

 

  ・姿勢や動作に関係なく痛む

一般的な腰痛というのは、急に腰に衝撃を与えることで起こったり(突発性腰痛)、長い時間をかけて負担をかけてしまったり(慢性腰痛)することで起こるが、そうではなく、あまり姿勢に関係なく痛みが続くことが多い  

 

・しつこい痛みが続く 3ヶ月~半年異常しつこく痛み続けることが多い   上記のような症状や痛み方が見られる場合、腰痛は精神的な不安や鬱などが原因で起こっている可能性が高いです。  

 

まとめ

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ストレスと腰痛には深い関わりがあることがわかっていただけたかと思います。

心因性の腰痛は、ストレスそのものがなくならないと治まらないことが多いです。

ストレスの原因になっているものを何とかすることが困難なことも多いと思われますが、そういう場合は自身で「ストレスが貯まっているんだ」と自覚し、少しでも体に負担をかけないようにすることが大切になりますね。  

 

ストレスによる腰痛を緩和させる施術方法は「自律神経を調整する整体施術」を行う必要があります。 お悩みの方はいつでも連絡くださいね♪