靴ひもを結ぼうとしゃがんだときに腰がズキッとした」
「掃除や子どもの世話でしゃがむたびに腰に痛みが走る」
こんな経験はありませんか?
実は「しゃがむ動作で腰が痛い」と訴える方はとても多いです。
一見シンプルな動作ですが、そこには腰や骨盤、股関節、筋肉などが複雑に関わっています。
今回は、整体師の視点から「しゃがむと腰が痛い理由」と「対策」を、よくある質問形式で分かりやすくお答えします。
「腰痛の原因は本当に腰だけなのか?」という疑問にも触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
Q1:しゃがむと腰が痛いのはなぜ?

しゃがむ動作では、腰・骨盤・股関節が同時に大きく曲がります。
特に負担がかかるのは以下のポイントです。
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腰椎(腰の骨)への圧力:しゃがむと腰椎の間にある「椎間板」が押しつぶされるような力を受けます。立っているときに比べて約1.5倍の負荷がかかるといわれています。
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股関節の可動域不足:股関節が硬いと、本来曲がるはずの部分が動かず、代わりに腰が無理に曲がって負担を受けます。
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筋肉の緊張:特に腸腰筋(腰から太ももをつなぐ筋肉)や大腿四頭筋が硬くなると、しゃがんだときに腰を前に引っ張り、痛みを起こしやすくなります。
👉 豆知識
長時間デスクワークをしていると腸腰筋が縮こまって硬くなるため、「しゃがむと腰が痛い」という症状が出やすくなります。座りっぱなしが実は原因になっていることも多いのです。
Q2:腰そのものが原因ではないこともある?

はい。腰が痛いからといって、必ずしも腰に原因があるわけではありません。
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股関節や骨盤の歪み → 股関節がうまく動かないと、しゃがむときに腰に負担が集中。
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足首の硬さ → 足首が曲がらないと、しゃがみ込みが浅くなり、腰を強く曲げることで代償動作が起きます。
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背中(胸椎)の硬さ → 背中が丸まらないと、しゃがむときに腰を余計に使うことに。
つまり「症状が出ている場所(腰)」と「原因になっている場所(股関節や足首など)」は必ずしも一致しません。
腰痛改善には「原因除去」が欠かせないのです。
👉 科学的データ豆知識
研究では「股関節の柔軟性低下と腰痛の関連性」が指摘されています。股関節が硬い人ほど腰痛リスクが高いと報告されており、しゃがむ動作でも同じことが当てはまります。
Q3:放置するとどうなる?
最初は「しゃがむときだけ痛い」程度でも、放置すると慢性腰痛に進行する可能性があります。
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慢性化:3か月以上続く腰痛になると改善に時間がかかります。
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代償動作の連鎖:腰をかばうことで膝や股関節に痛みが広がるケースもあります。
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神経症状:椎間板に強い圧力が続くと、坐骨神経痛(しびれ)につながる可能性があります。
👉 生活の裏ワザ豆知識
しゃがむときは「片足を少し前に出してしゃがむ」と、腰への負担が半分以下に減るといわれています。特に重い荷物を取るときに有効です。
Q4:そら整体院でどういう改善が期待できる?

整体では「腰そのもの」よりも「腰に負担をかけている原因」を探して整えます。
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循環の改善:脳脊髄液やリンパの流れを促すことで、体の自然な回復力を引き出します。
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股関節や骨盤の調整:動きに制限がある部分を整え、しゃがんでも腰に負担が集中しないようにします。
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筋肉の柔軟性回復:腸腰筋や太ももの筋肉をゆるめ、腰を引っ張らない状態にします。
さらに当院では
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完全予約制で待ち時間なし
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短時間施術で体への負担が少ない
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再発防止をゴールにした施術方針
を大切にしています。
Q5:自分でできるセルフケアは?

整体と合わせて、日常でのセルフケアを行うと効果が持続しやすくなります。
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腸腰筋ストレッチ
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片膝立ちになり、後ろ足の付け根を軽く前に押し出す。
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20秒×左右2セット。
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股関節まわし
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仰向けで膝を曲げ、股関節を円を描くようにゆっくり動かす。
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可動域が広がり、しゃがむ動作が楽になります。
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しゃがむ練習
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壁につかまりながら深くしゃがむ。
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足首や股関節を少しずつ柔らかくする効果があります。
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まとめ
「しゃがむと腰が痛い」原因は腰そのものではなく、股関節や足首、筋肉の硬さに隠れていることも多いです。
放置すると慢性化やしびれに進行する可能性もありますが、原因にアプローチすれば改善が期待できます。
名古屋市天白区のそら整体院では、腰に負担をかけている原因を見つけ、ソフトで優しい整体でサポートしています。
同じ悩みで楽になった方もたくさんいらっしゃいます。まずは一度、LINEやお電話からお気軽にご相談ください。
お電話ありがとうございます、
そら整体院でございます。